【成功者の特徴】成功者たちはなぜ、孤独でなければならないのか

みんなで励ましあい、協力し合いながら1つの目標に向かって頑張る。
成功や勝利にはみんなで喜び、失敗や敗戦にはみんなで悲しむ。
こうした結束力やそれに必要な協調性は、一般的には歓迎、奨励される。
かつて、日本人はこうした働き方で経済発展を遂げ、それは家族経営などと呼ばれた。

一方、群れることや慣れあうことを嫌い、積極的に孤独を受け入れる人もいる。
喜びも悲しみも一人。批判にさらされても応援してくれる人はいない。
それでも彼らは孤独を選ぶ。特に「成功者」と呼ばれる人たちに。

成功者の成功者たるゆえんは成功の連続の歴史。
しかし、それは孤独でなければ実現できない。
孤独がもたらす力が成功を引き寄せているのである。

それでは、なぜ成功のためには孤独でなければならないのか、について解説しよう。

 

孤独と善悪

一般的に、孤独であることは好まれない。
常に近くに誰かがいることが「善」であるとされ、そうでない人やそれが苦手な人への風当たりは強い。
だから、孤独になることを避けたり、孤独になろうとする人を引き留めたりする。

しかし、孤独は「悪」ではない。
害悪となるのは、コミュニティの調和を乱すことであって、孤独そのものではないのだ。

孤独であるかどうかで、善悪は決まらない。
重要なのは、何を考え、何をするか。

一番いけないのは、何も考えずに、孤独かどうかで善悪を決めてしまうことである。
このような人は絶対に成功者になれない。

 

成功者たちはなぜ、孤独でなければならないのか

結論から言って、孤独でなければ成功者になれない。
なぜなら、成功は孤独の中から生まれるからである。

 

人が孤独を求める時

人間には、孤独を求める瞬間がある。
「一人になりたい」とか、「一人にしてほしい」と思ったことが誰でもあるはずだ。

私たちは、大きなショックを受け止める時、大きな不安を消化して勇気を出す時、複雑な状況を整理して納得感を得たい時などに、周囲に人がいない静かなところで過ごしたくなる。
それは全身が孤独を求めているからである。

こうした欲求が生まれるのは、脳の指令による。
つまり、私たちが孤独を求めるのは、処理しきれないほど大量な情報(あるいは大きなショック)によりパンクしそうな頭をクールダウンさせようとするからである。
だから、五感から余計な情報が入らない環境に移動したくなるわけである。

私たちが、孤独になりたくなるのは、決まってパニック寸前の状態。
しかし、それでもベストな判断と高いモチベーションを発揮するためには、一旦、孤独になる必要がある。

 

孤独は成功と共にある

人間には老若男女関係なく孤独を求める性質があるが、そうした機会が特に多い人がいる。
それが成功者である。

成功への道は、未知への挑戦の連続である。
必然的に、解決が難しい問題、選択のリスク、失敗のプレッシャー、失敗したときのショックと向き合う機会が増える。

彼らはこれらを乗り越えようと、そのたびに孤独になるわけだから、孤独になることはもはや成功者の習慣になる。
つまり、成功者は成功を繰り返す過程で孤独にならざるを得ないのである。

 

なぜ、社長室が存在するのか

会社にもよるが、大きな会社であるほど社長には個室が設けられている傾向がある。
それは贅沢したいからでも、権威づけるためでも、客人を招くからでもない。
もちろん、孤独になれる場所を確保しているのである。

人は孤独になることで、初めて自分の弱さと向き合うことができる。
そうして、不安と緊張から逃げようとする自分を引き留め、恐怖心を振り切ったり、決断に自信を持ったり、大きなショックを受け止めることができる。

社長にはこうした重大な決断を任されている。
それを確実に実行するために、社長室が存在するのだ。
個室が用意されているのは、責任の表れ、請け負うプレッシャーの表れなのである。

ちなみに、成功者は自宅にも書斎を設けていることが多い。
理由はもちろん、孤独になって自分の人生や家族の未来のためにベストな決断、あるいは気持ちの立て直しをするためである。

 

孤独との上手な付き合い方

ここまで、成功者になるためには「孤独」が重要であることを解説してきた。
そこで、次は孤独との上手な付き合い方について解説しよう。

 

場所の確保

大きなショックを受けた時、焦りとプレッシャーでパニックになりそうな時、人生レベルの重大な決断をするとき、その他とにかく一人になりたいときは、可能な限り静かで誰もいない空間に移動しよう。

自宅、自分の部屋、ネットカフェ、トイレの個室、車の中などが良いだろう。

 

自分と向き合う

孤独になるのは、パニックになり正常な思考能力と判断能力を失うことを避けるためである。
そこで、冷静に状況を把握するために、状況をまず紙に書き出してみると良い。
これで、複雑に見えた状況も意外にシンプルだと気づいたり、書き出すだけで頭が整理できたりする。

次に、ポジティブ要因に注目する。
例えば、失ったものよりも得られたもの、デメリットよりもメリット、周辺や過去の成功事例などに注目していると、無駄にモチベーションを下げることがなく、気持ちを立て直しやすい。

そして何よりも、逃げそうになる自分を引き留めることである。
人間はつらいこと、不安なことから逃げるために様々な言い訳をしようとする。
しかし、ここで逃げては成功は遠のき、夢や希望はかなわない。
そこで、徹底的に自分の弱さと向き合い、引き留め、恐怖に立ち向かう勇気をじっくり作る。

おすすめなのは、逃げた先に予想される損失を大げさに想像することである。
たとえば、安易に判断を先送りしたために挽回のチャンスを失うことになるかもしれないし、今日一日さぼったことで永遠に夢が叶わないことになるかもしれない。
はたしてそんな未来を受け入れられるだろうか。
そう考えれば、誰でも勇気ある決断、リスクのある決断を下すことができるだろう。

 

まとめ

成功者には孤独な人が多いとよく言われるが、孤独になることが重要なのではない。
重要なのは、孤独になることで自分の弱さと向き合い、勇気ある決断や行動につなげることである。

人間は誰でも、大きなショックを受けることがある。それは到底納得のできない不条理な結末かもしれない。
あるいは、逃げ出したくなる状況に追い詰められることもある。それはまともな神経の持ち主であれば心が折れてしまう状況かもしれない。

しかし、そこを乗り越えていかなければならない時がある。
それを可能にするのが孤独である。

もし、あなたが人生や仕事や恋愛などの重大な場面で、その都度周囲の人々やその道のプロ、あるいは占い師などからアドバイスをもらって解決しようとしているなら、成功から遠のくだろう。
それは「その場しのぎ」であって、前進ではない。むしろ後退。
なぜなら、それは向き合うべき問題から目をそらしているからだ。

凡人には、成功者は孤独と戦っているように見えるかもしれない。
だが実際は、孤独と共に未来と戦っているのである。

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