仕事が辛い!新人時代の会社生活サバイバル術

どんな職業に就いても、どんな仕事に就いても、仕事というものは辛い。
上司や顧客からのプレッシャーは強烈で、頻発する不測の事態がさらにストレスとなって我々を苦しめる。新人の頃は特に。

学校と違い、会社は大人の集団である。みんな驚くほど自分勝手で、他者への配慮に欠ける。
指示が矛盾していたり、間違っていることは当たり前に起こる。理不尽な出来事も日常茶飯事。
これが大人の世界とは言え、出ていくわけにもいかない。うまくやっていく方法はないのだろうか。

それでは、なぜ新人の頃はこんなにも仕事が辛いのか。
また、この辛い仕事とどう付き合っていけばいいのか、について解説する。

 

なぜ新人の頃は仕事が辛いのか

新しい環境に飛び込むと、わからないことだらけで、不安と緊張でいっぱいになる。
特に、学生から新社会人への移行は環境の変化が大きく、戸惑う人も多い。

大人の自分勝手さ、ズルさ、配慮の無さと言ったものに直面し、これまでの正義が通用しないことを知る。
しかし、こうした印象は、すべて学校という守られた楽園にいたころに比べているからである。

 

学校と会社で求められるものの違い

学校と会社では、求められるものが違う。
そして、その違いに気付かない限り「学生気分が抜けていない」と言われてしまう。

 

・努力と成果

学校では成果を求められることはない。実績という概念も存在しない。
結果が悪くてもそのプロセスが評価されることもある。がんばっていれば大目に見てもらえることもある。
ところが、会社では求められるのは成果である。
どんな役割を果たしたか、どれほど高い完成度になっているかが評価の対象になる。
どんなに努力したかは関係ない。

 

・受身と積極性

学校では、先生の指示や規律に従う従順さが求められる。団体行動を乱すことは許されない。
テストでしか実力を示す機会がなく、そのテストも時期が固定されている。
ところが会社では、一気に自由になる。
成果を上げるためには手段は自由に選べる。どんな手を使ってでも結果を残した者の勝ち。
しかも結果をアピールする機会はいつでもどこでも構わない。

 

・みんな一緒

学校では、団体行動の大切さを教えるために、ルールを守ることと目立った行動をしないことを教えられる。
「普通」や「平均」が大正義で、そこから外れない努力が求められる。
しかし、会社では、「普通」や「平均」を求められることはない。
むしろ平均から外れた部分を活かす方が重要になる。つまり個性重視になる。
得意を活かして仕事に反映させる働き方がむしろスタンダードである。

 

なぜ新人の頃は仕事が辛いのか

このように学校と会社では、目指す方向性の違いから、求められる態度が全く異なる。
だから、会社に入ってみて驚くことが多いのも当然。学生気分と言われてしまうのも当然。
学生時代に真面目だった人ほど、そうなってしまう。

だが、心配はいらない。
学校と会社の求められるものの違いに戸惑っているのは今のうちだけ。
頑張って仕事と向き合っているうちに、だんだん慣れていくものである。

辛い、辛い、と嘆きながらも、何とか気を持ち直して挑戦を続けているうちに、様々なスキルが身に付いていく。
そしてむしろ、大人の生き方や働き方特有の自由さに魅力を感じられるようになるかもしれない。
学生の頃にあれだけ否定され続けた「自由」がやっと行使できるようになったのだ。

 

【結論】慣れろ

今の仕事が辛いのは、今の仕事にまだ慣れていないからである。
新人ゆえの知識と経験の少なさが、柔軟な対応を不可能にしている。

学生の頃のバイトでも同じだったではないか。
初めは緊張しっぱなし。行動もぎこちない。そして、視野が狭い。
ところがバイトに通い続けて慣れていく中で無駄な緊張が抜けていく。そしてコツをつかみ始める。
覚えるべきことが頭に入ってきて、素早い対応ができるようになる。
力の入れどころ、緊張の抜きどころがわかり、過剰に疲れることもなくなる。

会社の仕事も同じ。
辛いとは思うが、何とか歯を食いしばって一日一日を耐えていけば、だんだんつかめてくる。
仕事上テクニックのような目に見えるものから、言葉にできない感覚的なものまで。

だが、根性論で終わらせるつもりはない。
辛く厳しい会社生活を生き抜くヒントをいくつかご紹介しよう。

 

【新人さん向け】仕事で辛い会社生活の乗り切り方

上述した理由で、新人の頃はどうしても会社は辛い。
しかし、以下に挙げたいくつかのアドバイスを活用して毎日を乗り切っていけば、仕事に慣れて辛さは軽減されていくだろう。
少なくとも「慣れ」がいつか自分を救ってくれることを信じて、毎日を何とか乗り切ろう。

 

言葉通りに受け取らないこと

会社に入社したら、上司や先輩などからの言葉をそのまま受け取ることを止めよう。
上司や先輩は大人の世界の中で生き抜いた猛者たちである。
大人特有の身勝手さ、配慮の無さを手加減なしに発揮する。
だから、平気で指示は矛盾するし、言いすぎる。

これからは、彼らから発せられた言葉を100%ダイレクトに受け取ることを止めよう。
それよりも、「相手が本当に伝えたいことは一体なんだろう」と考えるようにしていれば、たとえ相手が発した言葉が傷つけるものだったとしても、少しはショックが和らぐ。

また、矛盾する指示や結果的に騙されるようなことがあっても、やはり相手には伝えたかった真意がある。
相手も人間。意味不明な言動に翻弄されムカつくのはわかるのだが、だからと言って突っぱねてばかりでは、仕事を進める上で必要なコミュニケーションを取りにくくなる一方である。

 

無茶な上司や先輩には

プレッシャーの厳しい上司や、言葉が鋭い先輩はどこにでもいる。
だが、ビビる必要はない。

上司には上司なりの役割と考えがあって、部下に接している。先輩も同じ。
彼らの言動にビビる必要は全くなく、そこから彼らの真意を汲み取る努力をしよう。
「この人は何が言いたかったのか」「この人は何を考えているのか」
すると、彼らは知識と経験から我々にアドバイスをしていることが理解できる。
そのエッセンスだけを受け取ればいいだけである。

たいていの上司は怒る。だが考えていることは究極的には一つしかない。
「スケジュールを守りたい」
どんな熱い指導も厳しい言葉も、スケジュールを守るためのご協力のお願いでしかないのである。

 

向上心を持つこと

仕事でどんなに毎日が辛くても、その一日分成長していることを忘れないこと。
指導を受けて傷ついたショックで呆然としてしまうかもしれないが、失っているものはない。

これからは、「どんな辛いことがあったか」ではなくて、「何を得たのか」に注目しよう。
新人の頃に多い仕事の辛さは、知識と経験の不足から来る。
だが、日々を何とか過ごしているうちに知識と経験は積み重なっていく。

何を知ったか、何を覚えたか、何ができるようになったか。
こうした積み重ねがかつての不可能を可能にしていく。これが成長である。
そして成長した自分を誇りに持つことが、強い自分に変えていくのである。

 

忘れること

辛いことがあったら、飲んで愚痴るとか、寝てしまい、ショックを受けた心の傷を癒すことも大切である。
辛いことを経験した分、楽しいことでかぶせたり、とにかく寝て体力を回復すれば、不思議と元気を取り戻すことができる。

ショックから立ち直れない、どうも元気が出ないというのは、まだ回復していないということ。
そういうときこそ、お金を使って自分を癒すことを覚えよう。

 

若さゆえの回復力をフル活用する

心と身体はつながっている。
元気な時ほどショックに耐えられるし、前向きに考えることが出来る。
逆に、ネガティブに考えていると、体が重くなり行動には消極的になる。

幸い、新人の頃というのは、年齢が若い。そして、若い時ほど立ち直りも早い。
なぜなら、若さゆえの体力回復力によって、心身の健全化が素早く行われるからだ。

新人の頃の最大の武器は、この体力回復力である。
がむしゃらに働く、勢いで挑戦する。そして、失敗する。だが、一晩寝れば回復して気持ちも前向きになる。
これこそ新人の頃にしかできない、そして年老いた誰もが憧れる働き方なのである。

 

まとめ

社会に出て初めて知る、仕事を通じた社会とのつながり。
安定した収入によって人生設計も可能になり、今まで手に入らなかったものが買えるようになる。
一方で、大人の世界の現実を突きつけられる。
こんなにも強いプレッシャーに耐えなければならないのか。なんて社会は理不尽なんだろうか。

学生の頃は安全が確保されていた。年齢的には大人でも、まだまだ子供。あるいはペット。
だが、いつかは大人にならなければならない。この厳しい社会を生き抜く力を身に付けなければならない。

確かに社会は厳しいが、特に新人時代に足りないのは、慣れである。
スキルや性格や学生の頃に学んだ知識よりも、重要である。
仕事が辛いと嘆く新人さんに伝えたいのは、今が一番辛い時期だということ。
そしてそれはいつか解消されるということ。
いつかそういう日が来ることを信じて、毎日を前向きに頑張ってもらいたいと思う。

 

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