モテる人はどんどんモテる一方で、モテない人はいつまでもモテない。
これが現実。
しかし、モテないのは、その人の努力が足りないわけでも人間性に問題があるからでもない。
ただ、モテる努力の方向性がちょっとズレているだけ。
だから、ほんの少し軌道修正すれば、あっという間にモテるようになる。
それでは、モテない人のモテない理由とは何か、
モテるための正しい努力とはどんなものかについて、解説しよう。
モテない理由の本質とは
モテない人のモテない理由は、種々様々。
だが、本質的には一つしかない。モテるためにはここさえ押さえておけばいい。
それでは、モテない理由とはどんなものか、そしてモテない理由の本質とはどんなものだろうか。
モテの基本
人間の恋愛感情は、ある人の外見や性格、人柄に触れ、魅力を感じた時に発動する。
例えば、
- 顔や体形
- ファッションセンス
- 姿勢や態度
- 言葉使いや話し方
- におい
こういったものから、その人の価値観、性格、人柄といった「印象」が明確になり、
その印象の良し悪しが、モテるかモテないかを分けるわけである。
つまり、印象が良ければ、基本的にはモテる。
モテない理由あるある
モテない理由は様々挙げられるが、大きく分けて2種類ある。
1つは外見的魅力に欠けること。
例えば、
- ブサイク
- デブ、チビ
- ハゲ
- 服がダサい、似合ってない
など、要するに「恋人として迎えたくない相手」としての特徴を備えているとモテにくい。
もう1つは不快な印象である。
例えば、
- ガサツ、乱暴な態度
- 会話がつまらない、傷つけることを言う
- 口臭、体臭が臭い
このような人は近くにいる人を不快にさせ、遠ざかっていたいと思わせる。
まさに恋愛感情とは逆方向の感情である。当然、モテない。
モテない理由の本質とは
しかし、現実の恋愛では、外見に問題があっても言動が乱暴でも、モテないとは限らない。
逆に、どんなに印象がいい人でも、現実の恋愛においてモテるとは限らない。
要するに、モテる理由やモテない理由は、印象や人柄とは別のところにある。
もちろん外見でもない。
端的に言えば、「恋愛に対する姿勢」である。
恋愛に積極的な姿勢が取れるかどうかがモテるかどうかを決めるのだが、モテない人は恋愛に積極的になれない。
むしろ、恋愛から逃げようとする体質が、モテない本質的な理由である。
モテない人のモテない理由
モテない人がモテないのは、決して人間性に問題があるわけではない。
恋愛に対する恐怖心が大きすぎるのが問題である。
モテない人の不自然な行動
モテない人は、恋愛に対する恐怖心が強い。
だから、恋愛を始めようとしなかったり、始まりかけた恋愛を終わらせようとする。
- 言い訳してばかりで、出会いのチャンスを作らない
- せっかく誘ってくれたのに断る、無視する、知らんぷりする
- どう見ても脈アリなのに諦める。
- ありえないタイミングで誘ったり告白してフラれようとする。
あるいは、恋愛との距離を一定に保ち、中途半端な態度になる。
- 見てるだけで声をかけない。
- メールはガンガン送るが、面と向かって話さない。
- 会話は盛り上がるのに誘わない、急に冷める
また、基本的に緊張していて硬い。
- 全身が緊張している
- 声のキーが高い
- 気を使いすぎる
- 会話が弾まない
もちろん本人だって好きでこんな態度をとっているわけではないし、自分のキモさに気付いている。
だが、どうしてもこの不自然さをぬぐえないのだ。
モテない人の不自然な行動の原因
モテない人の不自然な態度は、恋愛に慣れていないからこそ発生する不安と緊張が原因。
しかし、これは人間として正常な反応でもある。
そもそも人間は、苦手なものや不得意なものにはどうしても緊張する。本来なら避けて通りたい。しかし、どうしてもそれに挑戦しなければならない事態になると、その時の行動は不安と緊張で不自然になってしまう。
モテない人が恋愛から遠ざかろうとしたり、逃げようとしてしまうのは、
人間が本来持っている防衛機能が働いているからなのだ。
モテない原因を克服するには
しかし、かと言ってこの状態を放置したままでは、モテない人はモテないままだ。
恋愛したいけど恋愛が怖い。という矛盾を解決する方法は一つしかない。
「慣れ」である。
モテない人は、要するに恋愛が苦手なのだ。
今まで怖くて避け続けてきたから、経験が不足していて、まだ不安と緊張が抜けていない。
この緊張感を抜いて、好きな異性の前でも自然に振る舞えるようになる為には、恋愛にチャレンジを繰り返し、恋愛に慣れること。
恋愛の経験値は恋愛でしか積むことができない。
恋愛の自信も恋愛でしか身に付かない。
だから、モテない人がモテるためには、今まで避けてきた恋愛に立ち向かわなければならない。
恋愛には勇気が必要だ。
しかし、それは相手に告白する勇気ではない。
恋愛に立ち向かう勇気が必要なのだ。
ただし、勇気を出すにはコツがあるので、詳細については後述する。
モテる人のモテるメカニズム
顔や体形はさておき、モテる人は内面からにじみ出る魅力にあふれている。
この魅力は、その人がこれまでの恋愛の経験によるもの。
人を好きになって、誘ったり、フラれたり、誘われたり、振ったりを経験する。
この経験が慣れと自信を養う。
慣れと自信は、その人の魅力になる。
慣れることで緊張感が抜け、堂々とした余裕のある態度を取れるようになる。
余裕のある態度は、相手に安心感と居心地の良さを提供する。
また、経験による自信がアプローチを容易にする。
余裕のある態度で堂々と誘われたら、興味が無くても乗ってしまう。
モテる人にはそういう不思議な説得力がある。
つまり、恋愛を経験したことが多い人ほど、モテるわけである。
恋愛格差の正体
経験を積んで恋愛に慣れ、自分に自信をつける人ほど、次の恋愛へのハードルが下がる。
だから、どんどん恋愛に挑戦し、さらに経験を積み、さらにモテるようになる。
逆に、モテない人は、恋愛を避け続け、経験も不足したまま、自分にも自信を持てないまま。
いつまでも、恋愛に対しての苦手意識は克服されず、キモいままである。
つまり、恋愛格差の原因は、モテない人が恋愛への挑戦を避け続ける限り、広がるばかりである。
モテるための正しい努力とは
とにかくモテるようになる為には、経験を積むしかない。
だが、どうしても恋愛に踏み出せない。という人のためにいくつかのコツを伝授しよう。
恋愛のイメージを書き換える
今まで恋愛を遠ざけてきた人にとって、恋愛のイメージは冷たくて固いものになっている。
そこで、このイメージをもっと、楽しくて明るくて軽いものに書き換えよう。
おすすめしたいのは、評判のいい恋愛映画を見まくること。
映画よりもドラマ、小説、歌が好きな人はそれでもかまわない。
例えば1か月間、毎週末恋愛モノに浸る時間を設ける。
今まで恋愛モノを避けて生きてきた人にとっては拷問のような辛さだが、特にモテない人にとっては最高のトレーニングになる。
何しろ自分は傷つかずに勇気も出さずに、疑似恋愛をできるわけだから。
さっそく、おすすめの映画、おすすめの歌、本などを検索してみて、面白そうなものを手に入れ、
しっかり自分の頭に恋愛のイメージをインストールしよう。
自分に自信を持つ
モテない人は、自己評価が恐ろしく低い。
どうせモテない、モテるわけがないという思い込みがある。
モテるためには、この洗脳を解く必要がある。
そこで、紙とペンを用意して、自分のイイところを書き出そう。
何でも構わない。過去に褒められたこと、評価された業績、過去の栄光、何でもいい。
とにかく書いてみて、それを良く見えるところに貼っておく。
毎日唱えてもいいし、紙一杯に何度もいいところを書いてもいい。
とにかく自分には他人に認められて当然の価値があることを自覚しよう。
できる事から少しずつ
モテない人の恋愛的アプローチは驚くほど雑。
魅力的な人を見つけたらさっそくお茶に誘わなければならないと思っていたり、一か八かで告白しようとする。
それでは、プレッシャーは重くなるし、失敗もするだろう。恋愛に自信をなくすのも当然。
もっと軽く考えるべきだ。
恋愛を進めるのは、友達を作る感覚と全く同じ。
価値観が合ったり気が合う人と会話を楽しんでいれば、いつの間にか仲良くなる。
恋愛に大きなステップは必要ない。
友達を作るのと同じように、少しずつ仲良くなっていくもの。
だから、恋愛は本当はそんなに緊張しなくて済むものなのだ。
モテるコツ まとめ
恋愛が苦手だった人は、とにかく今まで踏み出したことのない一歩を踏み出す必要がある。
そのためには、踏み出すためのハードルを下げることが有効で、そのコツを上でお伝えした。
- 恋愛に楽しいイメージを持つこと
- 自分の価値を自覚すること
- 少しずつ仲良くなること
この3つが、一歩を踏み出す勇気を出しやすくする。
ナンパなどの荒療治はかえって自分に自信をなくし逆効果になりかねない。
丁寧に、自分を鍛えていくことを忘れないこと。これが大切である。