【人生の目標の見つけ方】目標が見つからない理由と見つけるコツ

最大の苦痛は退屈だという。
退屈な人生は、生の実感がなく、生きる喜びも感じない。
人生の目標が見つからない人は、このつかみどころのない苦しみの中で、むなしい時間を過ごしている。

探し物は、見つかるという確信を持って探さなければ、見つからない。
人生の目標も、あるはずだと信じることができなければ、見つかることはない。
ところが、人生の目標が見つからないという人は、最初から冷めていて、諦めている空気がある。

一体なぜ、こんなに冷めてしまっているのか。
そして、どうすれば人生の目標を見つけることができるのか、解説しよう。

 

人生の目標がある人

人生に目標がある人は、人生に方向性があり、毎日が充実している。
目先の利益に惑わされず、遠くを見据えたものの考え方ができるから、フラフラしない。
また、目標達成に向けてポジティブに考え、アクティブに行動する。
さらに、失敗に対しても立ち直りが早い。
目標が人生に活力を与えているのだ。

一方、人生の目標がないことに悩む人にとって、彼らの熱い生き方はあこがれの対象。
スポーツ観戦や小説、映画にうつつを抜かすのが関の山。

しかし、皮肉にも、現実には逆のことが起こっている。
人生の目標がないことに憂いている人は、すでに人生の目標を達成してしまっているのだ。

 

人生の目標が見つからない理由

人生の目標がない人は、目標を見つけようとしても、すぐにやめてしまう。
「バカバカしい」「カッコ悪い」「そんなの意味ない」「興味がない」
などという思いが瞬時に思い浮かび、人生の目標になりそうなものを受け付けない。
そしてまた、退屈な人生に逆戻りだ。

 

すでに人生の目標を達成している

しかし、そう感じてしまうのも当然のこと。
目標とは自分より高い位置に据えられるものだが、人生の目標が見つからない人は、すべてのものに対して今の自分より高い価値を見出すことができない。

だから、人生の目標になりそうなものに対して、難癖をつけるのである。
これは、人生の目標をすでに達成していることを意味している。

例えるなら、エベレスト登頂を果たした人がもっと高い山を探しているようなものだ。
そんなもの見つかりっこない。もともと存在しないんだから。
しかも今自分が登ってきた山が、エベレストだということにも気づいていない。

 

すでに達成した目標とは何か

目標になりそうなものに難癖をつけることができるのは、今の自分の生き方が最も価値の高い生き方だと確信しているのだ。
だから、「お金持ちになる」「出世する」などといった立派なことに対しても、努力する価値を見いだせない。

彼らが信じて疑わない、この世で最も価値の高い生き方。
それは、「努力しない生き方」である。

リスクを避け、徹底的に現状を維持する生き方。
安心・安全で、平和。しかも疲れない。
しかし、その代償が、「退屈」なのである。

 

人生の目標を見つけるために

それでもなお、退屈な人生を脱し、人生の目標を見つけるためにはどうすればいいのだろうか。
その答えは、自分の外側に目を向けても見つからない。

問題の本質は、内側にある。
つまり、自分の内面にこそ、人生の目標が見つからない問題の本質が隠れている。

 

人生の目標を見つけるコツ

「目標」と「自信」は、密接な関係がある。
自信がある人は人生の目標を見つけることができるが、自信がない人はそれができない。
それでは、「目標」と「自信」の関係について解説しよう。

 

自由の代償

会社では、目標は与えられる。強制的に。
だから、「目標が見つからない」などと悩む必要がない。

ところが、人生における目標はどうだろう。
仕事とは違い、人生の目標を立てさせられることはない。
人生の目標を立てるも立てないも自由で、チェックする人もいない。

この自由であることが仇となって、ずっと立てられないままになる。
自分に自信がない人ほど、この傾向がある。

 

目標を却下する人

人生の目標なんてものは、本当は何でもいい。
社長になる、海賊王になる、ワールドカップ出場、金持ちになる、清貧を貫く、結婚する、親の試算を守る、主君に尽くす。

しかし、目標を立てようとした瞬間、反射的に拒絶してしまう人がいる。
自分に自信がない人だ。

彼らは、考えるより先に、諦めてしまう。
探そうとした瞬間に諦めては、目標なんて見つかりっこない。

まるでモグラたたき。
「ああなりたい」、「こうなりたい」、「あれが欲しい」という思いはあるのだが、
顔をのぞかせた瞬間、叩き潰す。

 

人生の目標よりも大切なこと

人生の目標が見つからずに苦しんでいる人は、目標を見つけられないことに苦しんでいるのではなく、目標として引き上げることができないことが苦しいのだ。

人生に目標が欲しい。しかし、目標を身体が受け付けない。
この自己矛盾が解決しない限り、この苦しみから逃れられない。

そこで、この矛盾を解決するのが、自分に対する自信である。
人生の目標を見つけることができるかどうかは、自分に対して自信を持てるかどうかにかかっている。

それでは、どのようにすれば自信を持てるのか、そしてなぜ目標を見つけることができるのか、解説しよう。

 

人生の目標の見つけ方①

人生の目標を見つけることができない人は、概して自分に自信がない。
そこで、人生の目標を見つけるためには、自信がない人の特徴である「自信を持てなくさせる考え方」を見直す必要がある。
これが、非常に厄介なのだ。自信を持てなくなるばかりか、人生の目標をも拒絶してしまうからである。

 

自分の可能性を信じる

人生の目標を立てられないのは、自分の可能性を信じていないからである。

「どうせできるはずがない」「自分にはとても無理」
やってみる前から、このような決めつけをしている。
だから、人生の目標を打ち立てられないのだ。

もう少し、自分の可能性を信じてみよう。
無下に自分を馬鹿にすることを止めるのだ。

そうすれば、今まで押し殺していた前向きな気持ちがムクムクと湧いてくる。
今は無理でもいつかはできるかもしれない。あの人にできるなら自分にもできるかもしれない。

こうした思いが自分を勇気づけ、希望に満ちた人生を生きることができる。
その希望こそ、人生の目標である。
つまり、自分の可能性を信じていれば、人生の目標など勝手に立っているものなのである。

 

自分の気持ちを肯定する

人生の目標を立てられないのは、自分の感情を禁止しているからである。

「○○になりたいと考えてはいけない」、「○○したいと思ってはいけない」、「自分の意見を主張してはいけない」
というように、自然に湧き上がる自分の感情を全面的に否定している。
だから、自分の人生の目標を立てたい、という気持ちさえ否定する。

もっと自由になろう。
自分の感情まで否定してはダメだ。
我々はロボットではなく動物。自然に感情が湧いてきて当然なのだ。

自分の感情を素直に認めることができるようになると、今まで驚くほど不自由な人生だったことに気付くだろう。
逆に言えば、これからの人生はとても自由でリラックスしたものになる。

自分の気持ちを受け入れることができれば、自然に明るい未来を想像することができる。
その時こそ、自分の人生の目標が立った時なのである。

 

自分の努力を認める

人生の目標を立てることができないのは、自分の努力を否定しているからである。

「ここがダメだった」「あれが足りなかった」「もっとできることがあった」
そして、自分にはまだまだ努力が足りなかったのだ、と反省する。
これが習慣になってしまっている人にとって、人生の目標を立てることは難しい。
なぜなら、どんな努力も結局無駄だと知っているから。

だが、こうした見方はたいてい間違っている。
あまりにも自分に対する評価が厳しすぎる。ほとんどイジメっ子の考え方だ。

これからは、せっかくの自分の努力を認めよう。
どんな努力にも一定の成果は残るし、努力には限界がある。
たとえ結果が失敗だとしても、達成できた部分に注目するのだ。

こうした見方が身に付くと、無駄に削られていた自尊心が保たれる。
そして、努力は無意味ではないことを知れば、理想に近づける自信が持てる。
その理想こそ、人生の目標である。
つまり、自分の努力を認めることができれば、自然に人生の目標は設定されている。

 

脱完璧主義

完璧主義を通り越した、完璧への強迫観念を抱いている人は、人生の目標を立てられない。

「完璧以外は認められない」という強固な信念を抱いていると、目標を立てることを避ける。
なぜなら、目標を設定しても、そんなものは実現不可能だと予感しているから。
だから、人生の目標を立てることはない。

彼は盛大な勘違いをしている。
完璧な完成度を目指す必要はないし、完璧なものなど存在しないからである。
ありもしない幻想に囚われ、それ以外を受け入れられない。
これが病的な完璧主義者が抱えている苦しみなのである。

もっと気楽に考えよう。
完璧なんて目指さない。仕事も人生も適当で良い。
誰もチェックしないし、できるわけもない。誰かに怯える必要はない。

もし完璧主義的な考え方を止めることができたら、緊張感に満ちた生き方も辞めることができるだろう。
そして気軽に夢を見ることも可能になるだろう。
その夢こそ、これから目指すべき人生の目標なのである。

 

人生の目標の見つけ方②

自分に自信が持てるようになれば、人生の目標はおのずと見えてくる。
肩ひじ張らず、気楽に、自分の理想の姿を思い描いてみよう。

・自由を満喫する
人生は思ったより自由自在だ。
考えることも、行動することも、やりたいようにやればいい。
今までやりたかったこと、今まで我慢していたことを解放し、その世界に飛び込もう。

・好きを極める
好きこそものの上手なれ。
好きなものに対しては頑張れるもの。きっと積極的で活動的になれる。
自分の好きなこと、好きな瞬間といったものをどんどん追究しよう。

常識や周囲の反対などがあったとしても、自分に自信があれば耳に入らない。
聞き入れる必要もない。自分の人生は100%自分のものだからだ。

そしてそこには人生の目標となる運命的な出会いがあるかもしれない。
あるいは、今までずっとやりたかったことが人生の目標であったことに気付くかもしれない。

たいてい、好きなこと、やりたいことはその人にとって素質のあるものである。
これを解放すれば、新たな人生が切り開くのである。

 

人生の目標がある生き方も楽じゃない

人生に目標があると、一気に生活にハリがでる。
目標に向かって努力する日々は充実を生み、生きがいのある人生になる。
と、ここまでは楽しい人生に思えるかもしれない。
だが、この生き方もストレスから逃れられない。

目標は、設定した瞬間から自分との間にギャップが生まれる。
つまり、人生の目標を立てたその時から自分の不甲斐なさに悩む日々が始まる。
さらに、目標に時間的制約がある場合は、さらにプレッシャーが増す。

人生に目標がない生き方は、退屈で生きがいを感じない。
人生に目標がある生き方は、毎日ストレスを抱えることになる。
このように、実際問題、人生にストレスのない生き方は存在しない。

だが、一度ジン背に目標を立て、充実した時間を過ごした人は、また目標のない人生に戻りたいと思うことはない。
人間はたとえストレスがあっても、充実した時間を過ごすことを選ぶ。
やはり退屈ほどの苦痛はないのだ。

 

まとめ 人生の目標の前に見つけるべきものとは

人生の目標が見つからない、という人は人生の目標を見つけようと、自分の外側に目を向けている。
しかし、問題の本質を無視したこの方法では、問題は解決しない。

目を向けるべきなは内側だ。つまり自分の内面。
人生の目標が見つからない問題の本質は、自分に自信を持てないことにある。
さらに言えば、自信を持てなくさせる考え方が、人生の目標をも拒絶してしまうのだ。

人生の目標が見つからなくて苦しいのではない。
人生の何もかもが苦しくて、人生の目標が見つからない苦しみも、その一部に過ぎない。

これらの問題を解決するには、自分に自信を持てる考え方に変えればよい。
今まで否定的に見ていたことを肯定的に見て、肯定的に見ていたことを否定的に見ればいい。
つまり、世の中をこれまでとは真逆の方向からみれば良いだけだ。

人生は自分が思ったよりも、もっと自由で、もっと希望に満ちている。
その自由と希望の意味を肌で実感できた時、人生の目標について悩むことはなくなっているのである。

 

・【人生の目的とその見つけ方】人生とは。生きる意味とは。

・自分を大切にする生き方とは

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