周りの友達にはすでに彼女がいる。それに比べて自分は…
ひとりで過ごす休日に寂しさを感じた時、「彼女が欲しい」と、ふと考えてしまう。
しかし、彼女がいない多くの男性は、彼女を作る行動に消極的だ。
仕事や趣味で「忙しいから」と、出会いのある環境に足を踏み入れようとしない。
こうして「彼女がいない期間」が記録を更新し続けるのである。
一体なぜ、彼女が欲しいはずなのに行動を起こせないのだろうか。
その理由と対処法について解説しよう。
彼女ができない理由
彼女が欲しいのに彼女ができない理由は簡単だ。彼女を作る行動を起こせないからである。
彼女ができない理由① 言い訳が多い
彼女ができない人に彼女ができない理由を聞いてみると、以下のような答えが返ってくる。
- 仕事や趣味で忙しいから
- 女はめんどくさくて嫌いだから
- 女と付き合うのは金がかかるから
- どうせモテないから
このように理論武装をして、彼女を作らない、あるいは彼女を作れない自分を正当化する。
彼女ができないのは仕方がない事なのだと言い聞かせるように。
彼女ができない理由② 考えすぎる
彼女ができない人は、彼女を作ることに関して、いろいろ考える。
彼女を作るためにはあれもしなければ、これも準備しなければ、と頭の中はパニック状態。
そして結局、行動に移ることはない。
彼女ができない理由③ 緊張でガチガチ
彼女ができない人は、女性を前にすると緊張でガチガチだ。
無駄なことに無駄に力が入ってしまって、違和感だらけ。その違和感丸出しで迫られた女性は、さすがに引いてしまう。
「いい人」で終わってしまうのは、相手を引かせたときに決まって出る言葉だ。
彼女ができない理由③ ときどき「彼女が欲しい」
彼女ができない人は、彼女が欲しいと常に考えているわけではない。
他人と比較して寂しさを実感したときに「彼女欲しい」という感情が発動する。
つまり、それ以外は充実した毎日を送っており、彼女がいないという状況でも意外に楽しんでいる。
彼女ができない本当の理由
上記に示した彼女ができない理由のベースにあるのは、女性に対する拒否反応である。
「自分から女性という存在を遠ざけておきたい」という心理が彼女を作る行動を拒絶する。
そして行動を起こさないことで安心・安全な環境を作り、そこで安心した生活を送っているのである。
彼女ができる人の特徴
一方、彼女ができる人の特徴は彼女ができない人とは真逆である。
彼らは恋愛の楽しさを理解していて、彼女と過ごす日々の楽しさを知っている。
女ったらしとか、ナンパ野郎とかいう問題ではない。これらは彼女ができない男たちの負け惜しみである。
彼女ができる人は、彼女を作ることに関して苦手意識が低い。
それゆえ、彼女が欲しいときに考えていることは非常にシンプル。
接点を増やし、仲良くなろうとする。
このスムーズで無駄な緊張感のない振る舞いが、女性の警戒心を解く。
彼女を作るのにテクニックなんていらない。いつの間にか付き合うことになっている。
彼女ができる人とできない人の違い
このように彼女ができない人とできる人では、彼女を作ることに対する意識がまるで違う。
彼女ができない人にとって、彼女を作ることは何か試練を乗り越えなければならないような緊張感が漂う。彼女を作るということは努力の末につかむもの、という意気込みが感じられる。
一方、彼女ができる人にとって、彼女を作ることは知り合いに声をかけるような感覚。自分の努力よりもその場の空気を大切にする。
この違いは、その人の性格によるものではない。これまでの人生で経験した蓄積の違いによるものである。
これが、よく言われる「恋愛格差」の正体である。
広がる恋愛格差の原因
いつも彼女がいる男性は、次々と恋愛経験を重ね、恋愛スキルを磨いていく。
逆に彼女ができない男性は、女性と接する機会を避け続け、スキルは磨かれないままである。
こうして差は時間の経過とともに開いていく。
恋愛の好循環と悪循環
この差は、思いもよらないところから始まっている。
- 小学生の時に異性との接し方を身に付けていれば、中学生の時の初恋はうまくいきやすい。
- 中学生の時の恋愛がうまくいけば、高校生の時の恋愛もうまくいきやすい。
- 高校生の時の恋愛がうまくいけば、20代の恋愛もスムーズにいく。
このように過去の経験は現在の自信に、現在の自信が将来の発展につながる。
一方、過去に異性と接する機会が少なかったり、恋愛の失敗に深く傷つくと、のちの恋愛は奥手になる。苦手意識が作られてしまったのだ。
一度奥手になってしまうと次の恋愛では踏み出すことが難しくなり、ここで恋愛を避けてしまうとスキルが身に付かないままである。
このように、小さな積み重ねが、のちの人生の大きな差を生んでいるのだ。
それでは、ここまで開いてしまった格差を埋めることはできないのだろうか。
可能である。
ここまで開いてしまった格差ではあるが、適切な対応を続けていけば必ず差は詰めることができる。無論、彼女もできる。
彼女ができないのは、女性との接し方に慣れていないだけ。
だから、これから女性との接し方関係の築き方を身に付けて行けば、彼女なんてあっさりとできてしまうものなのだ。
彼女を作る方法
実は彼女が欲しいのになかなかできない恋愛が苦手な男性に対するアドバイスは、超簡単。
男性の友達と同じように接すればいいのである。
男性と同じように接する
女性と接することに苦手意識があると、接触のたびに不安が押し寄せてくる。
- いきなり連絡先を聞いたら嫌われないだろうか。
- こんなものをプレゼントして相手に迷惑じゃないだろうか
- どのタイミングで何に誘えばいいのだろうか。
これは、相手が女性だというだけで起きる、反射的で、無駄な反応である。
しかし、男性に対してそんなことは思いつきもしない。
適切な距離感を保ち、しかるべきタイミングで連絡先を聞いたり、誘ったりする。相談もできるし、愚痴ったりもする。
これは、相手に対して無駄な緊張感、不安感が無いからこそできる、のびのびとした対応である。実にスマートだ。
これからは、男性と接するときのように女性に対して接する努力をしよう。
- この先連絡を取る必要性を感じたら、堂々と連絡先を聞けばいい。
- 相手と楽しい時間を過ごせそうなら堂々と誘えばいい。
どんな男性にも女性と仲良くする権利があるのだということを忘れないこと。
女性にも事情がある
男性と接するように女性と接しても、拒絶されることもある。
だが、それはあなたの接し方に問題があったのではない。
その女性が男性に対して慣れていないだけである。
恋愛格差は男性にだけ起こるものではない。女性だって男性が苦手な人もいる。
彼女らは男性からのアプローチに対し、相手に好意があろうとなかろうと、拒否しがちである。
恋愛に対する不安が拒否させてしまったのだ。自分も彼女も攻める必要はない。
彼女を作る方法まとめ
相手が女性だろうともコミュニケーションを取ることを楽しもう。楽しんだら次はもっと楽しめるように交流を深めよう。
こうして楽しんでいるうちに、女性に対する無駄な緊張が抜けてくる。そして、いつの間にか全ての言動がスムーズになる。
いきなり女性に慣れることは難しいかもしれないが、今日の努力が未来の成功につながることを信じて、女性とコミュニケーションを取ることに努めよう。
そして、気付いたころには、悩んでいたことさえ忘れているだろう。
間違いだらけの恋愛テクニック論に注意
巷にあふれる恋愛テクニックは意味がないので、参考にするのは止めよう。
・こうすれば女性の心をつかむことができる。
・こうすれば女性に好印象を残すことができる。
これらは、一見正しいように見えて誤解を招く表現ばかりである。
ボクシングに例えると、右ストレートで相手を倒すことができたから、相手を倒すには右ストレートを出せ、と言っているようなものだ。全く信用できない。
意中の相手を彼女にするためには、相手のことをよく観察して反応を見ながら適切な対応をしなければならない。
それなのに、どこのだれかわからない成功例を挙げ、アプローチの一部分を切り取ってテクニックだと称し、それを真似したところでうまくいくはずがない。
意中の女性がいるなら、彼女にしたいのはその名前も個性もある「その人」である。
それなら、注目するべきなのは、その彼女一人だ。
にもかかわらず、恋愛テクニック論に走る男性は、好きな女性と向き合っていない。
自分に都合のいい情報だけを集め、問題と向き合うことを避けてばかりでは解決する日は来ない。
恋愛テクニック論を追いかけている人は、目の前の問題から逃げていることに気付こう。
まとめ
彼女が欲しいのに彼女を作る行動を起こせないのは、苦手意識が働いているからである。
彼女を作るための行動すべてに対して、緊張感が張り詰める。
緊張感が漂うのは、慣れていないからだ。
人間は誰だって未知のものに対して不安を抱く。不安があるから緊張する。
しかし、女性だって同じ人間。言葉を使ってコミュニケーションを取り、意志や感情を伝えあう。
恋愛も友情も突き詰めればコミュニケーションである。男も女も関係ない。
彼女ができない人は、恋愛のためにコミュニケーションを取ろうとする。
しかし、実際には、コミュニケーションの先に恋愛がある。
いつまでたっても彼女ができない男性は、この点を誤解しているのである。