転職に失敗してうつ状態!再起の道は?どうすれば?

転職は人生の大きな転換点。
ここで選択を失敗すれば、失うものは大きい。

その失ったものの大きさに気づいた時、未来に希望を持てなくなり、ついには生きる意味を見失う。
これが、うつの始まりである。

逆に言えば、希望を取り戻すことができれば、うつは治る。
そして、そのためには、特別なセラピーも特別な薬も必要ない。
ただひとつ、向上心さえあればいいのである。

それでは、転職失敗によるうつからの再起の道を考えよう。

 

転職失敗のショックの大きさ

社会人の生活の大半が仕事に費やされる以上、転職は社会人の生まれ変わりと言ってもいい。
その点で言えば、心機一転、人生をやり直すつもりで転職するのも悪くない選択だ。

しかし、転職は明るい未来を約束するわけではない。
転職に成功する人がいる一方、転職に失敗する人もいる。

転職失敗によるショックは大きい。
期待と現実の落差、転職に伴う犠牲の大きさ、さらに未来の可能性の限界。
これらが一気に襲い掛かってくる。

人は未来に対して希望や期待や可能性がゼロだと確信した時、うつになる。
未来に生きる価値がないのなら、必然的に今を生きている意味もなくなるからだ。

 

うつ状態から復活するために

うつだ、うつだと騒いでいても、医者に診てもらっても、状況は改善しない。
しっかりと打つに至った原因を見極め、対処することが重要である。

 

後悔の理由

転職する人が多い中で、実は、転職後に後悔している人は少なくない。
その理由は例えば、以下のようなものである。

①想定外の不満
新しい職場になじめない。
上司とそりが合わない。
社風が合わない。

②期待外れ
労働条件に不満があって転職したのに、もっと労働条件が悪かった。
人間関係に不満があって転職したのに、もっと人間関係が悪かった。
給与に不満があって転職したのに、成果が認められず、給与が低かった。

転職活動中にどんなに調べても、面接で何度確認しても、やはり現場に出てみなければわからないこともある。
そして、それが耐えがたい苦痛になる場合もある。

つまり、誰がどんな転職活動を行っても、うつになるほどの失敗になる可能性を秘めている。
これが転職活動で語られることのない、現実なのである。

 

うつになるメカニズム

そもそも転職後の新天地は、うつになりやすい環境である。
早く結果を出したい、早く期待に応えたいと焦る一方、仕事は容量がつかめず、人脈も未熟で思うように成果を出せない。
その穴を埋めようと、休日返上で勉強や準備に励む人もいる。

その結果、頭は休むことができず、疲労を蓄積させる。
疲れた頭では、考え方に柔軟性が無くなり、しだいに脳内はネガティブ思考で埋め尽くされていく。

ネガティブ思考はネガティブな感情を生み、ネガティブな感情はネガティブ思考を引き出す。
こうしてネガティブの連鎖により、ついに脳はネガティブの頂点に達し、1つの結論に達する。

「今の状態は死よりも価値が低い。」(=死んだほうがマシだ)

そして、死ぬことしか考えられなくなる。
なぜなら、死こそ希望だからだ。こうしてうつが完成する。

 

うつ病対策・予防策

うつは、ネガティブ思考の極致にある。
しかし、ポジティブ思考化とストレス解消によって回復が可能だ。

うつは、医者の指示に素直に従っているだけでは決して治ることはない。
うつを治すのは、十分な休養でも薬でもない。
自分の思考と生活習慣を変えることである。

 

転職に失敗した人のためのうつ対策

うつから立ち直りたいなら、うつの前の状態に戻せばいい。
それは労働環境のことではなく、脳内環境のことである。

 

ポジティブ思考化

脳がうつモードになると、思考の方針はパターン化する。
例えば、オールオアナッシング、○○しなければならない、ダメに決まっている、マイナスに拡大解釈、脅迫的完璧主義、責任の横取りなど、積極的に悲観的になろうとする。これを「認知のゆがみ」と言う。

うつから回復するためには、この偏りすぎたネガティブ思考を正常な思考に戻せばよい。
そこで、自分や環境のネガティブな点にフォーカスするのではなく、ポジティブな点にフォーカスする。
要するに、ないものねだりを辞めて、あるもの探しをするのだ。

・転職して得たものは?
転職して失ったものを数えるから、気分が落ち込むのだ。
そこで、転職して得たものを数えよう。

例えば、転職活動にあたり、自分を振り返って新しい発見があったとか、
実力を認めてもらえたこととか、新天地に足を踏み入れることで視野が広がったとか、

少なくとも前職をズルズルと続けているよりも、多くのことを学んだはずだ。
それは、あなたが行動を起こさなければ得られなかった貴重な財産なのである。

・転職によって失わずに済んだものは?
あなたは前職を続けていれば、間違いなく不幸になっていた。
しかし、それを変えようと努力をした。そして、それを実現した。

もう一度、転職の動機を思い出してみよう。
長く、辛い転職活動を支えてくれたモチベーションは何だったか。

それはきっと、自分が生きていく上で最も大切にしているもの。
あなたはそれを転職によって守り抜いたのである。

 

ストレス解消

転職直後は、前職に比べてストレスが多い。
勝手がわからず心配や不安も多い中で、早く結果を残さなければならないからだ。

だからこそ、休むことを忘れて仕事に打ちこむ傾向がある。
真面目な人は、知らない間に疲労を蓄積しやすく、うつになりやすい。

休みなく仕事に打ち込む姿勢は立派だが、限度がある。
どこかで遊び(余裕)を持たせなければ、疲労で壊れる。

そこで、永続する脳の緊張をほぐすために、積極的に休ませることにしよう。
風呂にゆっくり浸かってボーっとする、おいしいものを食べる、たくさん寝る。

うつは、脳の活動エネルギーが枯渇したサイン。
たとえ効果を感じられなくても、積極的に休むことが重要である。
なぜなら、脳がそれを求めているからである。

 

本当に怖いうつの罠

うつが恐ろしいのは、自殺の可能性よりも、その後の人生を堕落して生きることである。
それは、周囲の人に対しても迷惑なことである。

人間は弱いから、休んでいい口実を見つけると、それにすがりつく。
うつの人も初めはそれを拒絶するのだが、次第にそれを受け入れていく。

たしかに、うつになった場合は休むことしかできない。
しかし、それは一時的な対応にとどめるべきである。

このままくすぶり続けるのか。それとも再起を図って前進するのか。
本当に大事なのはできるかどうかではなく、やってみるかどうかなのである。

 

まとめ

仕事が辛い、辞めたい人にとって、転職は希望の星。
しかし、その実体は厳しい。

新天地では、予想していなかった災難が降りかかってくる。
それでも、社会人としては結果を出さなければならない。

そのためには、前職の時よりも何倍もエネルギーを消耗する。
いろいろと要領がつかめないからだ。

その結果、疲れ果ててしまうこともある。
そんな人に大切なのは、未来に対して希望を持ち続けることだ。

希望がある限り、人はうつになどならない。
そして、希望は、自分にしか見つけられないのである。

 

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