性格は環境で変わるのか?環境が性格に与える影響とは

性格と環境は密接な関係がある。
国民性や県民性という言葉が存在するのは、そのためだ。

さらに、子は親に似るとも言われる。
それは遺伝的理由よりも、親の価値観が子に刷り込まれることによる影響の方が大きい。

これらの事実は、環境が性格を作ることを示している。
さらに言えば、環境を変えれば性格を変えることができる。

性格は、運命のように生まれつき決まっているわけではない。
環境が性格を作るのである。

 

性格は変えることができるのか?

一般的に、性格を変えることはできないと言われている。
「性格は、生まれ持った個人の特性であり、努力で何とかなるものではない。」と。

こうした意見が一般的なのには理由がある。
1つは、「性格とは生まれ持ったもので、変えることができない。」という思い込みがあること。
もう1つは、性格改善に失敗する人が後を絶たないからだ。

性格を変えるためには、正しい知識が必要だ。
間違った知識を持ったまま努力をしても、それは無駄に終わるか、非常に非効率的なものになる。

性格が変えることができないという主張は、性格を変えることができなかった人々が、その事実を正当化しようとして作り上げた幻想に過ぎない。
こんな中身のない意見に耳を傾けるべきではない。

 

性格とは?性格を変える環境の選び方

性格は生まれつき決まっているわけではなく、生後に身に付けた認識がベースになっている。
性格を変えることができるかどうかは、この性格の基礎部分を見直せるかどうかにかかっている。

 

性格とは何か

性格とは、思考、感情、行動のパターンである。
そして、その基礎になっているのは、認識である。

認識とは、善悪の判断基準、価値観、優先順位、固定観念、常識、思い込みのことで、思考や感情のベースになるものだ。
私たちは、これらをもとに考え、感情を抱き、行動を起こしたり、先送りしたりする。

例えば、プライドが高い性格の場合、その基礎になっているのは「自分は他者より優れていなければならない」という思い込みである。
だから、他者より優れていない事実を認められず、他人からの指摘を受け入れることができない。

あるいは、ネガティブな性格の場合、その基礎になっているのは「欠点を補わなければならない」という脅迫観念。
だから、何に対しても欠点を見つけなければ気が済まない。

性格は、先天的なものではないし、思考や習慣が作るのではない。
個人が抱えている思い込みや信念によって作られているのである。

 

性格を変える環境の選び方

性格を変える手っ取り早い方法は、自分と異なる価値観の環境に身を置くことである。

しかし、それはとても居心地の悪い思いをする。
だから、私たちは無意識にいつも同じ価値観を持つ人や環境を選ぶ。

つまり、環境が性格を作り、性格が環境を選んでいる。
これが性格を変えることができないと言われるゆえんである。

性格を変えたいなら、慣れ親しんだ世界から飛び出さなければならない。
その覚悟さえあれば、性格を変えることができるのである。

 

性格を変える環境の選び方

環境と性格は密接な関係にある。そこで、性格を変えたいなら今いる環境から飛び出そう。
おすすめなのは、自分の価値観の反対側にいる人と仲良くしたり、そのような人が集まる環境に身を置くことである。

これによる成功例は多数報告されている。例えば、

  • 陰キャが大学進学と同時に軟派なサークルに入り、性格が明るくなる。
  • ルーズに生きてきた学生が就職して、時間やルールに厳しくなる。
  • 人見知りする人が営業の仕事に就き、社交的になる。

これらは自分の甘えが許されていた環境から、それが許されない環境に身を置いたからだ。
そして何より重要なのは、その居心地が悪いはずの環境に慣れるまで耐えたことだ。

私たちは、慣れない環境に身を置くことに不安と恐怖を覚え、避ける。
しかし、その選択が自己の成長を止めている。

自分の性格を変えたいなら、新しい世界に飛び込むこと。
その勇気と忍耐が、自分を変えるのである。

 

まとめ

性格は、生まれ育った国の常識や宗教の戒律、両親の価値観などがベースになっている。
環境が性格に与える影響が大きいことは明らかだ。

性格を変えたいなら、環境を変えればよい。
ただし、それは自分と異なる価値観を受け入れる苦痛を伴う。

慣れ親しんだ価値観とそれが取り巻く世界にいる限り、性格は変わらない。
性格を変えることができないのは、新しい価値観を拒み続けた結果なのである。

 

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