誰かと一緒にいると自分が嫌いになる。他人に左右されない自分になる方法

誰かと一緒にいると、いつもの自分じゃなくなってしまう。
ちょっかいを出したり、虚勢を張ったり、気を使いすぎたり、我慢したり。
この時の自分が嫌い。

いつもの自分でいられないのは、目の前の相手をジャッジしているから。
つまり、誰かと一緒にいるといつもの自分でいられなくなる人は、目の前の相手を判定し、その判定結果に合わせた態度を取っているのである。
しかも、無意識に。

一方、一緒にいる人が誰であろうと、いつもの自分のままでいる人もいる。
なぜ、こんなことが可能なのだろうか。
そして、そんな自分になるためには、どうすればいいのだろうか。

 

誰かと一緒にいると自分が嫌いになる

誰かと一緒になったとたん、いつもの自分ではなくなってしまう。
例えば、

  • ちょっかいを出さずにいられない
  • 口をはさまずにいられない
  • 弱点をごまかそうと必死
  • 機嫌を取ろうと必死
  • 自分が置かれた状況にひたすら耐える

こんな自分に気づくたびに自分が嫌いになるが、やめようと思ってもやめられない。
なぜなら、こんな態度は考えるよりも早く出てしまうからだ。
だから、そんな自分に後悔や反省することしかできない。

考えるよりも早く態度に出てしまうということは、それが習慣になってしまっているということだ。
つまり、これは性格や人間性の問題ではなく、その人の生き方(処世術)の問題なのである。

 

なぜ、他人に左右されるのか。対策は?

誰かといることでいつもの自分ではなくなってしまう時の態度は、大きく分けて2種類。
相手に対して強く出るか、下手に出るか。
つまり、いつもの自分ではいられない人は、相手との上下関係を意識しているのである。

 

相手によって態度を変える人の特徴

相手によって態度が変わってしまう人は、常に自分より強い人を探している。
そして、自分より強い人を見つけた時、即座に下手に出る。

逆に、自分より弱い相手を見つけると、強く出る。
まるで、自分が上の立場にいることを確認するように。

この様子は、弱肉強食の世界に生きる野生の動物と同じ。
彼らは、強いものから身を守り、弱いものには攻撃することで生きる実感を得ている。

相手によって態度を変える自分が嫌いだという人は、この野性性に嫌気がさしているのだろう。
本来、自分は理性的で社会的な人間であるはずなのに、と。

 

なぜ、他人に左右されるのか?

理想的な人間関係は、対等な関係である。
自分と相手が対等になれば、お互いを尊重しあい、意見や立場が食い違っても折り合いをつけることができる。

ところが上下関係の場合、パワーバランスは一方的なものになる。
つまり、上下関係の上位の者が下位の者に対して、負担を強いる関係になる。
これを逆転させることは容易ではない。

相手によって態度を変える人は、人間関係において上下関係が基本になっている。
だから、相手を自分より強いか弱いかをまず判定し、それによって態度を変えているのである。

 

他人に左右されない自分になるには

この問題の解決には、認識を変える必要がある。
人間関係のあるべき姿を、「上下関係」から「対等な関係」に置き換えるのだ。

そうすれば、おのずと態度は改善されていく。
誰に対しても、丁寧で公平な接し方ができるだろう。
なぜなら、習慣は認識の表れだからである。

 

他人に左右されない自分になる方法

他人に左右されない自分になるには、間違った認識を修正すればいい。
正しい習慣は、正しい認識によって作られるのである。

 

考え方を変える

間違ったものの見方、考え方がベースになっている限り、これまでの習慣を変えても身につかない。
そこで、対人関係のあるべき姿を見直そう。

理想的な人間関係は、対等な関係である。
2人の人間が対等になれた時、初めてお互いに自由に意見を交換することができる。
この関係ができてこそ、妥協点を探したり、協力して障害を乗り越えることが可能になる。

しかし、上下関係の場合、これが成り立たない。
上位の者が下位の者に負担を強いたり、下位の者に制約が生まれたりする。
これは健全な関係とは言えない。

だから、たとえ親と子、社長と社員、先輩と後輩という見た目上の上下関係が明らかだとしても、下位の者を虐げるようなことがあってはならない。
親だから、子供だから、社長だから、社員だから、先輩だから、後輩だから、という発想自体がすでに、不健全なのである。

 

自分に誇りを持つ

相手によって態度を変えてしまうのは、自分が弱い存在だという自覚があるからだ。
その認識を変えるために、誇りを持てる自分になろう。

そこで、自分を振り返ってみて、長所や恵まれている点を改めて確認しよう。
例えば、

  • 過去に褒められたこと、評価されたこと(例:学業や仕事の成績、性格など)
  • 外見上、優れていること(例:顔、身長、体形、センスなど)
  • 自分が持っているもの(例:学歴、友達、お金、家族など)
  • 自分が身につけているもの(例:服、スキル、知識など)

相手によって態度を変えてしまう人は、自分に強みがあることを知らない。
しかし、改めて自分を振り返ってみると、意外なほど自分には強みがあることに気づくだろう。

わざわざ強い存在になる必要はないが、弱い存在ではないという自覚は必要だ。
なぜなら、無駄に緊張して過ごしたり、無駄に不利益を被ることが無くなるからである。

 

健全な人間関係の作り方

相手によって態度を変えてしまう原因は、自分に対する卑下した見方と間違った人間関係像。
ここで問題なのは、こうした認識が間違っていることに気づいていないことである。

習慣は、認識によって作られる。
正しい習慣は、正しい認識によって作られる。

だから、自分に価値があることを知り、対等な人間関係を目指していれば、相手によって態度を変えることは無くなるだろう。
なぜなら、認識が正しい方向に修正されたからである。

 

まとめ

社会で生きる限り、他者との接触は避けられない。
これが人間として生まれたものの宿命である。

この時、相手によって態度を変えてしまう人がいる。
その様子はまるで野生に生きる動物。生きるために必死なのだ。

しかし、そんな生き方は間違っているし、ストレスになる。
この生き方をやめるためには、動物でいることをやめなければならない。

そのためには、認識を改めること。
対等な人間関係を心掛け、自分はその価値があることを知ること。
そうすれば、他人に左右されることなく、いつもの自分でいられるのである。

 

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