欠点ばかりの自分が嫌い。
まず、自分の顔が好きじゃない。体形も気にいらないし、内面なんて終わってる。
こんな自分じゃきっと誰とも付き合えない。
もう恋愛とは無縁の人生かもしれない…。
残念ながら、その予感は当たっている。
自分が嫌いなままでは。
もし、また恋愛したいなら、自分を好きにならなければならない。
なぜなら、自分が好きな自分になれてこそ、人は最も魅力的になれるからである。
自分が嫌いだと誰とも付き合えない?
自分で自分が嫌い。でも、そんな自分を好きになってもらいたい。
という考えは、危険だ。
その根底にあるのは、甘えと期待。
これらが前提の関係は長続きしないし、そもそも生まれない。
なぜなら、甘えや期待は言葉に出さずとも態度に現れ、相手はそれを重く感じるからだ。
恋愛で重要なのは、相手に求めないこと。
そのためには、まず自分で自分を好きになることだ。
人は自分で自分が好きなとき、最も魅力的になれる。
そんな自分になれば、わざわざ求めなくても相手の方から与えてくれるのである。
なぜ、自分が嫌いだと恋愛できないのか?
良好な恋愛関係の構築は、無償の愛がベースになければならない。
なぜなら、相手に期待をすると、相手にとって重くなるからである。
期待は恋愛を遠ざける
自分が嫌いだけど、誰かに好きになってもらいたい。
自分が嫌いだけど、好きでいてもらいたい。
という考えが浮かんだら、失恋のサイン。
その考えの背景には、相手に対する期待がうかがえるからである。
相手に期待をすると、恋愛はうまくいかない。
期待をした瞬間、自分が相手にとって重くなるからである。
期待は言葉に出さなくても伝わってしまう。
目つきや言葉の選び方、あるいは態度から無言の期待がにじみ出ており、相手はそれに応えなければならないようなプレッシャーを感じる。
そして、うっとうしい、めんどくさい、という印象を受ける。
だから、期待は、隠しても無駄である。
自分嫌いが恋愛を楽しむためには
基本的に人間の価値観は同じ。
あなたが嫌いなものは、相手もきっと嫌いだ。
それを勝手に押し付け、しかも受け入れてもらおうなんて、甘えすぎ。
相手に好きになってもらいたいなら、好かれる自分にならなければならない。
つまり、自分で自分を好きにならなければならない。
あなたが魅力を感じない人間を好きになる人はいない。
もしいるとすれば、それはあなたを利用しようとしている詐欺師だけである。
自分を好きになって理想の人と出会う方法
自分を好きになれば、恋愛はうまくいく。
なぜなら、好きな自分でいられるとき、最も魅力的になれるからである。
自分の長所を知る
私たちは、自分の嫌いなところを探すことは得意だが、魅力的なところを見つけることは苦手だ。
自分が嫌いになりやすいのはこのためである。
そこで、改めて自分を振り返り、自分の長所や恵まれている部分を洗い出してみよう。
例えば、
- 過去に褒められたこと、評価されたこと(例:学業や仕事の成績、性格など)
- 外見上、優れていること(例:顔、身長、体形、センスなど)
- 自分が持っているもの(例:学歴、友達、お金、家族など)
- 自分が身につけているもの(例:服、スキル、知識など)
落ち着いて振り返ってみると、意外に自分には魅力が備わっていることに気づくだろう。
今までそこに気づかなかったのは、自分を否定することに慣れすぎているからである。
これからは、ここで挙げた自分の魅力的なところを自分の誇りにしよう。
それが、自分を好きになる第一歩である。
自分が好きなものに浸る
自分が嫌いな人は、いろいろと我慢をしていることが多い。
そんな人には、自分を解放すること、つまり遊ぶことが必要だ。
そこで、自分が好きなこと、やりたいことをやろう。
例えば、
- 行きたいところに行く
- 食べたいものを食べる
- 会いたい人に会う
- 趣味に没頭する
ここで注意したいのは、自分の価値観に沿ったものを選ぶことである。
つまり、誰かに紹介されたものではなく、素直な自分の声に従うことである。
人は、自分の好きなことをしている時、最も自分らしくなる。
そして、自分らしい瞬間こそ、最も魅力的になれる瞬間である。
自分が嫌いな人は、自分の人生にそういう瞬間をもっと増やすべきだ。
我慢のし過ぎは、自分を魅力的でなくしてしまうのである。
出会いは向こうからやって来る
自分をよく知り、よく遊ぶ人ほど魅力的。
なぜなら、その人は自分らしい生き方ができているからである。
だから、自分をよく知り、よく遊んで、魅力的な自分を好きになること。
そうすれば、わざわざ出会いなど作るまでもない。
あなたの魅力を認めた人の方から、近寄ってくる。
恋愛は、追えば逃げるが、逃げれば追ってくる。
自分の魅力をひたすら追求していれば、おのずと恋愛の方から使づいてくるものなのである。
まとめ
自分が嫌いな人は、そのままでは誰とも付き合えない。
あなたが嫌いな人は、きっとみんなも嫌いだからである。
だから、自分の欠点を挙げて、自分を嫌うのはやめよう。
自分を嫌いになって、良いことなんて何もない。
それより、自分を好きになろう。
自分をよく知って、好きなことに没頭する。
その瞬間、あなたは魅力的になり、そんな自分を好きになれる。
そんな魅力的な人を周囲の人がほっとくはずがない。
結局、恋愛は自分をどれだけ好きになれるかで決まるのである。