プライドが高い自分が嫌い。自分に嘘をつくのをやめて自然体で生きる方法

強がりで、高慢で、理想が高くて、完璧主義。
そんなプライドが高い自分が嫌い。

プライドが高い人は、決して弱みを見せない。
理想的な自分でいるために、あらゆる手段を使って弱みを隠す。
その結果、強がりを見せたり、誰かをバカにしたり、理想的でないものを拒絶したりする

こんな自分を変えるには、素のままの自分でいる勇気を持つこと。
つまり、理想の自分ではなく、現実の自分を受け入れる度量を持つことである。

それさえできれば、人生はもっと気楽で自由なものになる。
そして、それは決して難しいことではないのである。

 

プライドが高い自分が嫌い

プライドが高い人は、背伸びした生き方をやめられない。
理想的な自分でいるために、周囲に自分の弱みや欠点がバレないように必死だ。

  • 強がって平気を装う
  • 過大に見せる
  • 欠点や弱点を隠す
  • 恥の上塗り
  • 助けを求めない
  • 普通レベルで満足しない

これではまるで、周囲にも自分にも嘘をついて生きているようなもの。
そんな生き方しかできない自分が嫌いになる。

さらに、以下のような悪影響もある。

  • 本当の自分の気持ちを無視するあまり、自分らしさを見失う。
  • どんなに努力しても、理想的で完璧な自分になれることはなく、永遠に満足しない。
  • 弱みを隠そうと常に緊張しているため、精神的に疲れる。

プライドが高い人は、このような決して潤すことのできない渇きに苦しんでいる。

 

プライドが高い人の特徴

プライドが高い人は、自然体で生きることができない。
なぜなら、自然体で生きることを自分で拒絶しているからである。

 

プライドが高い人の行動原理

プライドが高い人は、理想的な自分に現実の自分を置き換えてしまっている。
つまり、彼らにとって理想の自分こそ自分であり、現実の自分は自分ではないのである。

もちろんこの解釈は間違っている。
しかし、この間違った解釈を成立させる原因が過去にあったはずだ。
例えば、厳しすぎる教育や、いじめや差別などである。

私たちには、過去に学習したことを自動的に今後の人生に活かす機能がある。
例えば、とても辛い経験をすると、二度とそれを繰り返さないように、辛い経験をした時の状況を無意識に避けるようになる。

その辛い経験が「現実の自分では受け入れてもらえなかったこと」であれば、その人はその後の人生を「自分を盛ること」で辛い経験を回避するようになる。
プライドが高い人には、そうした過去があった可能性がある。

 

プライドが高い人の苦しみ

自分を偽った生き方には、代償が伴う。
その代償とは「むなしさ」である。

現実の自分を無視した生き方は、自分らしさの放棄。
言い換えれば、自分不在の人生を生きているようなもの。
気持ちが満たされないのも、自分らしさを見失っているのも、そうした理由からである。

このむなしい生き方をやめるには、現実の自分を受け入れなければならない。
しかし、それはプライドが高い人にとって最も困難なことだ。

この矛盾こそ最大の問題。
プライドが高い人は、この矛盾の間で身動きが取れないまま、事態の解決を先送りし続けているのである。

 

自分に嘘をつくのをやめて自然体で生きるには

理想の自分を演じるのをやめて、自分らしく生きるためには、「現実の自分は周囲に受け入れてもらえない」という間違った考えを治すことが必要だ。

そして、理想的な自分でなくても、周囲の人々に受け入れられることを実感すること。
この2つができれば、本当の自分らしい生き方を知ることになるだろう。

 

自分に嘘をつくのをやめて自然体で生きる方法

自然体で生きるためには、間違った思い込みを見直す必要がある。
そのためには、自分の価値を知り、周囲に受け入れられている事実を実感すること不可欠である。

 

自分の価値を知る

プライドが高い人は、現実の自分に対する自己価値観が低い。
そこで、自分の価値に対する認識を正確なものにするために、自分の長所を探してみよう。
例えば、

  • 過去に褒められたこと、評価されたこと(例:学業や仕事の成績、性格など)
  • 外見上、優れていること(例:顔、身長、体形、センスなど)
  • 自分が持っているもの(例:学歴、友達、お金、家族など)
  • 自分が身につけているもの(例:服、スキル、知識など)

プライドが高い人は、現実の自分に目を向ける習慣がないから、自分に価値があることを知らない。
ところが、改めて自分を振り返ってみると、意外なほど自分には長所があることに気づくだろう。

自分に価値がないと思い込んでいるのは、本当に価値がないからではない。
価値を探す意識がなかっただけなのである。

 

周囲に受け入れられていることを知る

プライドが高い人は、自分という存在が周囲に受け入れられている自覚が足りない。
そこで、その事実を確かなものにするために、自分が置かれた環境を振り返ってみよう。
例えば、

  • 親、兄弟、親戚
  • 同僚、上司、部下
  • 友達
  • 恋人

今の自分のポジションや地位は、周囲の人に認知され、評価されて築かれたものだ。
つまり、自分という存在は、周りの人に信用された上で、みんなに受け入れられ支えられているのである。
それが社会というものだ。

だから、自分は、自分の地位を脅かす敵に取り囲まれているわけではない。
むしろ、自分という存在を受け入れ、支えてくれている味方に恵まれているのである。

 

自分を出す

プライドが高い人は、理想的でない自分をさらけ出すことが苦手。
だから、弱みを見せないし、感情を出さないし、強がって平気を装う。

そんな人には、自分を出す訓練が必要だ。
そこで、言いたいことを言いやすい人に言ってみることを試してみよう。
例えば、

  • 仲の良い友達に失敗談を話す
  • 仲の良い同期にちょっと愚痴る

コツは、仲の良い人を選ぶことと、重くない話題を選ぶことである。
お金の話や相手を引かせるようなエピソードは避け、笑える失敗談や共感できる話題を選ぶ。

この時、言いたいことを言える快感、来てもらいたいことを聞いてもらえた快感がある。
それこそプライドが高い人が飢えている、自分らしく生きている瞬間に感じる快感である。

プライドが高い人は、我慢が多すぎる。
もっと自分の本能のままにふるまっていい。
それが自分らしく生きるということなのである。

 

まとめ

本来、プライドが高いことは良いことだ。
理想を掲げ、それに近づこうとする努力は、その人を成長させる。
しかし、その努力が過剰なものだと、むしろ成長を妨げる。

プライドが高い人は、現実を無視して理想の世界に生きている。
そこに自分が存在しない。だから、むなしい。

生きる実感、自分らしさを求めるなら、やはり現実の自分を無視できない。
自分が何を感じ、何を考え、何をしたいのか。

それを理想の自分目線で考えるのではなく、本当の自分目線で考えることができた時、
生きることにむなしさではなく、生きがいを感じられるようになっているのである。

 

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