なりたい自分がわからない人が「なりたい自分」を知る方法

決められた運命はない。
だから、人生は自分で決めなければならない。
しかし、なりたい自分がわからない。

なりたい自分がわからない人は、将来への不安はなくならない。
自分の人生がどこに向かっているのかわからないからである。
それはまるで、知らない町で行先不明のバスに乗っているようなもの。

それではこの先どうなってしまうのか。
そして、この不安を解消して、なりたい自分を知るためにはどうすればいいのだろうか。

 

この先どうなってしまうのか

なりたい自分がわからない人の将来は、暗くもないが明るくもない。
このままダラダラと未来を迎えることになるだろう。

なりたい自分がわからない人は、考え方やふるまいは常識的。
誰にも迷惑をかけないし、誰にもとがめられることもない。

こうした生き方は、大失敗はないが、大成功もない。
この味気ない人生が、なりたい自分がわからない人の人生なのである。

退屈。
それは「リスク」を徹底的に排除し、安全で平和な世界を実現した後に残る副産物。
そろそろ、人生にスパイスが必要なのではないだろうか。
「リスク」というスパイスが。

 

なりたい自分がわからない理由

なりたい自分がわからない人には、いい人が多い。
他人への配慮を怠らず、常識や指示に忠実で、自分の考えや感情を表に出さない。
つまり、常に自分の考えや感情を否定する習慣が身に付いている。

例えば、どんなに素晴らしいアイデアが浮かんでも、やりたいことがあっても、燃えるような感情が沸き上がっても、

  • 自分が意見を述べるべきではない
  • やりたいことをやってはいけない
  • 感情をあらわにしてはいけない

などと、自分の考えや感情をもみ消してしまう。

こうした自分の考えや感情をもみ消すことが習慣になってしまうと、
言いたいことが言えない不満、やりたいことをやれない不満を抱くことが当たり前になってしまい、
そして、ついに、

  • 自分には言いたいことはない
  • 自分にはやりたいことはない
  • 自分は何も感じていない

などと、勘違いしてしまうようになる。
これは恐るべき事態である。自分の意見や気持ちの存在を否定してしまっているのである。

本当は、自分のなりたい理想像がある。
だが、その理想像をも無かったことにしてしまう。
だから、なりたい自分がわからないのではない。
あまりに自分の気持ちを否定しすぎて、わからないと勘違いしてしまっているのだ。

 

なぜ、自分の気持ちを否定するのか

もちろん、生まれた瞬間から自分を否定してきたわけではない。
成長とともに価値観を身に付ける過程で、そうした習慣が身に付いてしまったのだ。

原因は教育者にある。つまり、親や学校の先生、あるいは友達かもしれない。
他人の迷惑を考えなさい、文句を言うな、我慢しなさい。ルールに従え、常識だ、バカだ、と。
何かにつけ否定されてばかりいると、その子は自分を否定する習慣が身に付く。

いい子は、大人になってもいい子のままだ。
自分を否定する習慣が見直されないまま大人になり、他人の迷惑や常識を優先する姿勢を貫き、とうとう自分の気持ちがわからない人間になってしまった。

自分を肯定することを知らないばっかりに。

 

なりたい自分を取り戻す

無意識の奥に隠してしまった「なりたい自分」を取り戻そう。
そのためには、自分を否定することを止め、自分の意志を表現する習慣を取り戻す必要がある。

言いたいことを言い、やりたいことをやれる大人になったとき、なりたい自分がわからない問題は過去のものになっているだろう。

 

紙に書く

なりたい自分がわからない人は、自分の気持ちを認めることができない。
自分の気持ちを口に出すことを禁じている。

いつも否定しがちな自分の気持ちを認めるには、紙に書き出すと良い。
そこで、紙とペンを用意しよう。
そして、自分の気持ちや考えていることを書き出すのだ。

紙に書く瞬間だけは、誰にも邪魔されない自由な世界に没頭できる。
自分の気持ちが、どんなに非常識なものだとしても、とりあえず書き出してみよう。

すると、客観的に自分の気持ちを知ることができる。
例えば、意外な自分を知ることができたり、非常識だと思ったことも、意外に非常識なものではなかったりする。

なりたい自分を取り戻すには、まず自分の気持ちをよく知ることが大切である。

 

タブーを破る

自分の気持ちがつかめるようになったら、今度はそれを口に出してみよう。
ただし、相手を選ぼう。

部下、後輩、親友なら、いつもより踏み込んだ話をしても、たいてい許される。

大切なのは内容よりも、言いたいことを言うという経験を積むことが重要。
自分を肯定してもらう経験を通して、他人に同調してもらえるという事実を知ることが目的である。

今まで自分の考えを述べたり、気持ちを吐き出すことが、あまりにも否定されすぎてきた。
今度はそれを肯定されることを経験するべきなのだ。
何事もバランスが大事。

 

実現する

自分の意見や気持ちを発言することができるようになったら、今度は「実行」しよう。

行ってみたかったところに行く、やってみたいことに挑戦してみる。
どんな些細なことでも構わない。
とにかく自分の意志を、全身を使って体現できる自由を知ること。

そこには新鮮な感動が沢山ある。
自分が傷つくかもしれないというスリルがある。このスリルこそ人生のスパイスなのだ。
スリルを体験できるのは絶叫マシンだけではない。人生のあらゆる場面で体験することができる。

人生は思ったより自由である。
行きたいところに行き、やりたいことをやれる。こんな楽しいことはない。
人生に退屈を感じたら、自分の気持ちに従って、自由とスリルを味わおう。

 

まとめ 責任は受けて立つ

周りに合わせ、常識に沿った生き方は、つかみどころのない苦しみと不安のある生き方だったが、
ある意味では安心、安全な生き方だった。

周りに合わせて常識に沿っていれば、周囲にたたかれることがない。
自分の主張や行動に責任を負わなくて済むからだ。
そういう意味では、無責任な生き方であったのだ。

しかし、これからは違う。
自分の人生の主人公として、自分の人生に自分の意志を反映させる。
そのためには、自分の意見を主張する、行動する。

そして、その全責任を一人ですべて負う。
我々は自由を奪われた奴隷ではない。自由に生きる権利がある。
自由に生きるために、堂々と責任を取る人生にしよう。

 

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