朝から晩まで仕事に打ち込む毎日。生活の拠点は会社と家の2つだけ。
土日は疲れて寝てばかり。とても出会いなんてありゃしない。
真面目に仕事に精を出すばっかりに、女っ気なしの人生まっしぐらだ。
だが、同じく忙しく働く多くの社会人に彼女がいるのも事実である。
彼らは仕事の手を抜いているわけではないし、女好きのナンパ野郎というわけではない。
彼女ができない社会人は、彼女がいる社会人と、一体何が違うのだろうか。
そして、彼女ができない社会人が彼女を作るにはどうすればいいのだろうか。
真面目で奥手な社会人が彼女を作れない理由
社会人は忙しい。朝から晩まで職場に拘束され、自由になれる時間は本当に少ない。
残り僅かな自由時間は、疲れた心身を癒すために使われることが多い。
以下は、真面目な社会人が言いがちな彼女を作れない理由である。
- 職場に女性がいない。
- 土日は動きたくない。せっかくの休みは寝ていたい。
- 趣味に忙しい。多趣味。
- 恋愛なんてめんどくさい。女なんてめんどくさい。
恋愛はコミュニケーションによって作られる。
彼女を作るには、コミュニケーションを発生させ、育てていく必要がある。
つまり、女性と知り合う接点が無ければ何も始まらないのだが、真面目で奥手な社会人には接点を作ることができない。
そして、その理由はどれも説得力に欠けるものばかり。
どんなに隠そうとしたって隠し切れない、彼女が欲しいという思い。結婚できないかもという不安。
なのになぜ、彼女を作る行動を起こせないのか。
答えは一つしかない。恋愛が怖いのだ。
普通に彼女がいる男性との違いとは
「真面目に仕事に打ち込んでいるから彼女ができない。」というのなら、彼女がいる社会人は仕事に対して真面目ではないのか、と言うとそんなことなない。
むしろ、しっかり仕事をしてプライベートも充実させている。まさに社会人として理想的だ。
そんな彼らをチャラ男だ、ナンパ野郎だというのは、彼女ができない男のヒガミでしかない。
他人をディスる前に自分で反省するべき点があるのではないだろうか。
彼女がいる社会人ほど、真面目である。
結婚を見据えて年齢を逆算し、計画的に行動する。
合コンで見つけたチャンスはつかもうとするし、出会いがなければイベントに参加する。
あるいは趣味や人脈を通じてできた女性との接点を大切に丁寧に扱う。
このように、目標を掲げ、そこに向けてしっかり行動を起こす姿勢はまさに社会人の鑑だ。
結局、「彼女ができる社会人」と「彼女ができない社会人」との違いは、彼女を作る行動を起こせているかどうかで明確に分けることができる。
彼女がいる男性との比較で見えてくるもの
彼女を作る行動を起こせないのは一体なぜか。
それは勇気がないからでも、性格の問題でも、コミュ力の問題でもない。もっと深いところに問題の本質がある。
なんやかんや言い訳をして、結局彼女を作る行動を先送りしている彼女がいない社会人には、恋愛に対する拒否反応が認められる。
せっかく誘われた出会いの場を避けようとしたり、台無しにしてしまう。
そして、自分が彼女を作る行動を起こさないことを正当化しようと、現状を都合よく解釈する。
その結果出てくる言い訳は、
「忙しいから、土日は休みたいから。」という腰の重い自分を正当化するものだったり、
「ナンパ野郎になりたくない、女なんてめんどくさい。」と他者への軽蔑であったりするのだ。
こういった恋愛が苦手な男性にとって彼女を作る方法は、一般的な男性向けの出会いを作る方法はハードルが高すぎる。
街に出てナンパとか、なんとかパーティに参加するというような試練は難しすぎる。
もっと自分のレベルに合わせたトレーニングから始めるべきである。
【真面目で奥手な社会人向け】彼女を作る方法
恋愛が苦手な男性向けの彼女を作る方法は、小さなステップから始めるべきだ。
自分でも情けなくなるほどの低いハードルのものからトレーニングと経験を積み上げていこう。
トレーニングの目的と方針
以下に挙げたトレーニングの目的は、女性に対する緊張感を緩和することにある。
彼女を作る行動を避けてしまうのは、緊張するから。緊張するのは不安があるから。不安があるのは未知への恐怖があるから。
つまり、この恐怖心を取り除くことができれば、彼女が欲しいと思った瞬間に彼女を作る行動を起こすようになる。
例えるなら自動車の運転と同じ。
免許取得前は緊張でガチガチ。運転する機会を避けがちだが、慣れてしまえばむしろ積極的に運転するようになる。
まずは、「女性」というものを知らなければならない。
女性との接し方、距離感を知り、自分にとって恋愛が恐怖の対象としての緊張感が抜けるまで、何度も何度も挑戦しよう。
- 来るもの拒まず
飲み会や合コン、イベントや遊びなど、女性のいる場に誘われたら、必ず乗ること。
もしあなたに接近してくる女性がいたら、断らないこと。どんな相手でも連絡先を交換する。
うっかり告白されてしまったら、「恋愛の練習だ」と考え、一旦付き合ってみること。
- すでに仲の良い女性と遊ぶ
すでに仲の良い女性がいれば、遊んだり、相談に乗ってもらったりしよう。
職場でも電話でもメールでもSNSでも、あいさつや簡単なお願いや質問などなど、何でもいいからコンタクトを取ってみよう。
女性との信頼関係の形を体で覚えよう。
- 接客業の女性と話す
会社に女性がいなくても、街に出れば女性はうじゃうじゃいる。
美容室や各種ショップ(ケータイとか服とか)を利用する際は、いつもよりも一歩踏み込んで話してみよう。
そこで初対面の女性とコミュニケーションが取れることを知り、楽しむことを知ろう。
【真面目で奥手な社会人向け】彼女を作る方法 まとめ
彼女を作る行動というものは、何か決死の覚悟で飛び込まなければならないものではない。
もっと気楽にコミュニケーションを楽しむ場だ。
それを体で理解できていない限り、何とかパーティに行ったところで失敗は目に見えている。
きっと緊張で何も話せないし、その緊張感が女性を引かせてしまうからだ。
ここに挙げたトレーニング方法は、どれも特別に頑張らなくてもよいでものばかりだ。
まずは、自分の生活の延長上にある手に届く範囲のことから始め、少しずつ経験値をためていこう。
そして、いつか来る大勝負の時のために備えて、自分のレベルを上げておくのだ。
片思い中の男性に注意
すでに片思いの女性がいる時は注意が必要だ。
好きな女性がすでにいるということは、新たに出会いの場を探さなくていいのだが、恋愛が苦手な男性がアプローチすると、一気に距離が開いてしまう。
緊張でガチガチの違和感アリアリで迫られたら、誰だって引く。
ましてやいきなり告白なんてしたら、もう2度と関係再構築は無理だろう。
ここはやはり、焦る気持ちをこらえて自分のレベル上げをしておく必要がある。
好きな女性しか眼中にないのはわかるが、本命へのアプローチは、他の女性と接する中で女性に対する緊張感を抜いてからにするべきだ。
失敗してからでは遅い。
大事なものだからこそ、触れずに大切にそっとしておくという選択も人生にはあるのだ。
まとめ
人間は得意なものには悩む間もなくサクサク行動する。
ところが苦手なものは避けようとする。
彼女がいないことや彼女のつくり方に悩む男性が、言い訳ばかりして一向に彼女を作る行動を起こせないのはそのせいである。
自分は恋愛が苦手なんだという自覚を正確に持とう。
忙しいから彼女を作れないのではなく、女がめんどくさいから彼女が要らないのでもない。
自分はモテないダメ男ではないし、勇気や度胸、コミュ力がないわけではない。
要は慣れの問題。慣れてしまえば悩む間もない些細な問題でしかなくなるのだ。
そのために、小さなステップを確実にこなしていこう。
そうすれば、彼女を作る行動を起こせないことに悩んでいた過去も、懐かしい思い出になる日がいつか来るだろう。