仕事にやりがいを感じない理由とやりがいの見つけ方

仕事にやりがいを感じない。仕事がつまらない。
働く時間が空虚に流れ、なんだか人生を無駄にしている気がする。
そんな社会人が多いのではないだろうか。

仕事にやりがいを感じることができれば理想的だ。
我々は起きている時間のほとんどを会社で過ごすわけだから、仕事にやりがい、働きがいを感じないということは、味気ない日常を過ごしていると言える。

しかし、どんな仕事にもやりがいを感じることはできるし、この世のどこかにはやりがいを感じる仕事があるはずだ。
そこで、「どうすれば仕事にやりがいを感じられるのか」、また、「やりがいを感じる仕事とはどの仕事か」について解説しよう。

 

やりがいを感じない3つ理由

仕事にやりがいを感じられず、職場で空虚な時間を過ごしている人が多い。

彼らが抱えている、今の仕事にやりがいを感じない理由は3つある。

 

理由① 報酬が少ない

努力に見合った報酬がないと、仕事にやりがいを感じにくい。

様々なプレッシャーや制約の中で仕事をこなすには、多大な努力が必要になる。
我々はその期待に応えようと、必死に頑張っている。心身に支障をきたしながら。
そこまで努力しているのに得られる報酬が少なければ、心情としては「努力に見合っていない」「やった甲斐がない」と感じるのは当然のことである。

 

理由② ステータスを感じない

今の仕事にステータス(社会的地位)を感じないと、やりがいを感じにくい。

自分の仕事、職業、あるいは業界の社会的地位、社会への貢献度、あるいは人気を考えると、輝かしい他の仕事と比べてしまい、見劣りしてしまいがちである。
政治家や医者、弁護士、グローバル企業の重役と比べると、知名度や社会的貢献度の点ではさすがに太刀打ちできない。

 

理由③ 仕事に好きな瞬間がない

今の仕事と自分の得意分野や好きなことが全くないと、やりがいを感じにくい。

自分の得意なことや自分の好きなことと、仕事の内容に一致点があると、仕事ははかどりやすい。
得意なことや好きなことは着手へのハードルが低いうえに、成果につながりやすい。また、モチベーションの維持にもつながる。
しかし、こうした点が全くない場合、自分が期待するよりも高い成果を出せず、努力の意義を感じない。

 

理由④ 仕事と自分の信念が一致していない

今の仕事と自分の信念が一致していないと、やりがいを感じにくい。

仕事を進める上では様々な場面に遭遇したり、様々な要求が発生する。
こうした事態を乗り越えなければならないのだが、乗り越える手段が自分の信念に反していると、信念が自分の足を引っ張る。

例えば、人を救うために医者になったのに、病院経営のためには患者をだましてでも高い薬を買わせ、逆に患者の負担を増やしてしまう、など。
こうした自己矛盾は誰かが解決してくれることはなく、いつまでも自分の中でモヤモヤが残り続ける。

 

やりがいのある仕事とは

ひとことで言うと、やりがいのある仕事とは、誇りを持てる仕事である。
そして「どのような仕事に誇りを持てるのか」については、個人の価値観による。
つまり、どんな仕事がやりがいを感じるのかの答えは、自分が決めるのである。

一般的には、給料の高い仕事、尊敬される職業、社会的貢献が目に見える形で残る仕事、などが自分にとってやりがいを感じる仕事とは限らない。
例えば、医者になって多くの命を救う仕事についていても心が満たされない人もいるし、毎日楽しく働く風俗嬢もいる。

つまるところ、本人の価値観の問題である。
だから今の仕事をやりがいのあるものにできるかどうか、あるいは自分にとってどんな仕事がやりがいを感じるかは、自分と向き合って見つけていく必要がある。
幸せの青い鳥を探すように。

 

今の仕事のやりがいの見つけ方

仕事にやりがいを感じないと言い切る前に、今の仕事を見直せる点があるのではないだろうか。

せっかく今まで努力を続けてきた仕事だからこそ、誇りを持てる部分があるのではないだろうか。

 

(前提)報酬に対する認識を見直す

我々は、報酬は「努力の対価として得られるもの」だと勘違いしがちである。
しかし、この報酬についての認識は間違っているかもしれない。

実際の報酬とは、努力の量よりも仕事の完成度によって対価が支払われるものである。
かつて日本では努力が給料に反映された時代があったが、もうそんな時代は終わった。
みんなで仲良く給料アップする年功序列や努力する姿勢を評価する残業手当は、今や悪とみなされる。
すでに個人主義、実力主義社会に移っているのだ。

つまり、やりがいを感じない理由は報酬が少ないからだが、その根幹にあるのは、
「努力した分の報酬が欲しい」という思いと、「報酬は努力の量に寄るわけではない」という現実とのギャップであり、この不満とストレスが「やりがいがない」と感じさせているのである。
ただちに報酬についての認識を見直そう。

 

自分のポジションを再確認する

自分のポジションを改めて見直してみよう。意外な発見から自分の仕事に誇りを持てるかもしれない。
ここでは、社内のポジション、社会全体から見たポジションについて見直してみよう。

 

・社内の位置づけを見直す

自分の社内のポジションを再確認しよう。

今までどのような実績を残して、どの点で認められて、今のポジションを確立していったのか。(ヒントは過去の成功体験)
仮にもし、自分がその仕事から抜けたら、誰がどのように困るのか。(ヒントはいつも面倒だと思っている仕事)

今の仕事にやりがいを感じないのは、もしかしたら自分の功績を無視した一方的な決めつけかもしれない。
実は見えていないだけで、驚くほどたくさんの人に頼られ、期待されて今の立場にいるのかもしれない。
そして、その期待にしっかり応えているかもしれない。

自分を振り返ることでこうした点に気付くことができれば、意外に今の仕事でも「やっていける」という気持ちになれるのではないだろうか。

 

・社会から見た自分の位置づけを見直す

社会から見た、世界から見た自分のポジションを再確認しよう。

今の自分の仕事が会社にどのような貢献をしているのか、そして今の会社が日本にどのような貢献をしているのか。
さらに、日本は社会にどのような貢献をする可能性があるか。そして歴史にどのような影響を残すのか。

自分と会社は密接な関係にある。そして会社は社会に、世界に密接な関係がある。
つまり、今、自分が取り組んでいる仕事は、社会や世界の発展に貢献しているのである。
これが理解できれば、今の仕事にやりがいを感じられるのではないだろうか。

「やっぱオレがいなきゃ困るな」「世界が俺を求めている」と(無理にでも)思えるようになれば、自分の仕事に誇りを持てるようになるだろう。

 

やりがいのある仕事の見つけ方

今の自分の社内の位置づけ、社会から見た位置づけを見直し、世界への貢献ができている実感があっても、やはり空虚感に襲われる…という人は、今の仕事と自分の信念が一致していない可能性がある。

そこで、自分の信念を再確認しよう。

信念は言葉にできているとは限らない。
全員がポリシーを掲げて仕事をしているわけではないだろう。
以下の点を振り返ってみよう。

  • 今までの仕事で、どのような基準で判断を下してきたのか。
  • 今までの仕事で、どのような判断を迷ったか。その理由は?
  • 今の仕事を進める上でぬぐいきれない疑問とは?
  • 人生の決断の時に、考慮に入れた判断基準は?
  • 小さいころから大切にしてきた考え方やルールはどんなものか
  • どんな人を許せないか。許せない人と自分との違いは?

これらについて、紙とペンを用意して書き出してみよう。
一見バラバラに見える内容でも、その中から共通する部分が出てくる。
それこそ自分が認知・判断・行動を行う際に無意識に照らし合わせている自分の信念である。

信念は社会のルールや社内のルールよりも優先されることがある。それほど強い拘束力を持つ。
しかし、この信念が仕事の内容と反することが多ければ、対処は2つしかない。
自分を変えるか、仕事を変えるか、である。

一般的に、自分の信念を変えることは自殺よりも難しい。
それなら次の対応策は決まっている。
自分の信念に沿った内容の仕事に就くことである。

 

まとめ

仕事にやりがいがないと感じている人は、視野が狭くなっている傾向がある。
その原因は自分の過小評価であったり、社会的に決められた価値観だけで物事の価値を決めていたりすることにある。

要するに、今の自分に誇りを持てていない。
だから、自分の行動すべてにやりがいを感じなくなる。
仕事について考えればやりがいがないと感じ、人生について考えれば生きがいがないと感じてしまう。

こうした考え方は、自分に誇りを持とうという意思をもって、自分の過去の栄光を辿ったり、視野を広くすることで修正することができる。
どんな人生にも生きる価値があるように、どんな仕事にもやりがいを感じることができる。
つまり、仕事にやりがいを感じられるかどうかは、職業のステータスや仕事の内容よりも、仕事に自分に価値を感じようとする気持ちがあるかどうかにかかっているのである。

 

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