厳しすぎる上司の口撃から身を守る方法

上司には、スケジュールを管理する使命がある。
そのためには部下の仕事ぶりを監視する必要があり、そこに厳しさが生まれるのも当然である。

しかし、その姿勢が厳しすぎるのは問題だ。
厳しすぎる指導は、部下に過剰な緊張とストレスを与え、逆に仕事の遅延やミスの誘発を招く。

そんな上司に対して有効なのは、職場の護身術。
これを身に着ければ、たとえ相手がダース・ベイダーだろうと職場でうまく立ち回ることが可能になる。

私たちは上司がどんな人間であろうと、仕事のパフォーマンスを落とすわけにはいかない。
そのためには、上司の厳しい指導を軽く受け流す技術を身に着ける必要があるのだ。

それでは、厳しすぎる上司の口撃から身を守る方法を紹介しよう。

 

上司が厳しすぎて働くのが辛い

上司というものは、たいてい仕事に対して厳しいものである。
なぜなら、部下の仕事をしっかり管理しなければ、スケジュールの遅延どころか顧客からの信用低下を招き、ひいては会社の競争力低下につながるからだ。

しかし、その厳しさが過剰な場合も少なくない。例えば、

  • 要求が高すぎる
  • 能力を超える仕事量
  • 必要な情報が与えられない
  • ダメ出しが多い
  • 言葉が厳しい
  • 怒鳴る、睨む

とにかく彼らは私たちの仕事に満足できない。
そして、その不満を晴らすかのように私たちを威嚇、恫喝、脅迫する。

これほど強烈な指導が続けば、指導される側に蓄積するストレスの量は無視できない。
その結果、私たちは委縮し、保守的になり、自由な発想やのびのびとした行動力を失うことになる。

このような上司を持った場合、持つべきなのは彼らに負けない鉄のハートではない。
彼らの攻撃をうまくかわし、ストレスを軽減する技術なのである。

 

厳しすぎる上司の傾向と対策

厳しすぎる上司は、その人格に問題があるわけではない。
その点を理解することができれば、厳しすぎる上司も恐怖の対象ではない。

 

厳しい上司が厳しい理由

厳しい上司の厳しさの原因は状況によって様々だ。
例えば、

  • 伝統 戦中の鉄拳制裁による教育的指導が、現在もなお受け継がれている。
  • 無知 厳しく接する以外に部下の仕事を管理する方法を知らない。
  • 焦り 上司としての責任を果たさなければ、という焦り。
  • 期待 部下に対して思い描く理想と現実のギャップ、あるいは失望。
  • 保身 上司としての管理能力を問われることに対する恐れ。
  • キャパ 余裕のなさからくる沸点の低下。
  • 完璧主義 とにかく欠点が目について仕方がない。
  • 差別 特定の部下に対する嫌悪感。

これらが絡み合って、厳しい表情、厳しい言葉となって現れるのである。

上司の厳しすぎる姿勢は、単純に個性に起因するとは言い切れない。
状況によっては、誰もがなりうる性格なのである。

 

厳しすぎる上司への対処法

厳しすぎる上司に対する対処法は、上司の潜在的なニーズを満たすこと。
つまり、上司が抱えている焦りやイライラを解消すれば、途端におとなしくなる。

コツは、上司のマネをすること。
上司の潜在的なニーズとは、結局、上司の価値観に沿った働き方に他ならない。

要するに、上司の着目点、優先順位に倣って仕事を進めていれば、上司の言動はそこまで厳しくならない。
むしろ、上司の方から信頼を寄せるようになる。

重要なのは、上司のニーズをくみ取ることだ。
そのためには上司のこれまでの言動をよく観察する必要がある。

実は上司がどんなに厳しくても、本当に求めているものは非常にシンプル。
そこにさえ応えることができれば、過剰にストレスを抱えることは無くなるのである。

 

厳しすぎる上司の口撃から身を守る方法

上司の攻撃をうまくかわすには、身を隠すか、攻撃を受け流すか、攻撃力を削ぐことが重要である。
この中で最も重要なのは3つ目の攻撃力を削ぐことで、これは相手のニーズを満たすことで可能になる。

 

身を隠す

上司がどんなに厳しくても、存在しない相手に厳しくすることはできない。
そこで、上司が不機嫌な時は、極力接触を避けることが賢い選択である。

こちらも人間なら相手も人間。元気な時もあれば不機嫌な時もある。
相手をよく観察し、その調子に合わせる柔軟な姿勢も社会人の重要なスキルの一つである。

 

言葉をそのまま受け取らない

厳しすぎる上司は、感情のままに言いすぎる傾向がある。
つい熱が入りすぎて、部下の人格を否定する発言が飛び出すケースも珍しくない。

しかし、その真意をはき違えてはいけない。
彼らは仕事ぶりを指摘しているだけで、人格を否定しているわけではないのだ。

他人からの指摘を真摯に受け止める謙虚さは大切だ。
だが、もっと大切なのは、指摘された内容を本当にそのまま受け止めるべきかどうかを判断する冷静さである。

 

上司を記号化する

上司を一人の人間として考えていると、厳しい指導に委縮してしまう。
そこで、上司を特定の誰かではなく「上司」という人格を持たない記号だと考えよう。

上司にも上司なりの事情がある。
彼らは部下には計り知れない大きな責任とプレッシャーを抱え、カバーしなければならない範囲も広い。

その上司が厳しすぎるのは、ただ部下との接し方が不器用なだけで、本当は上司としての責任を全うしようとしているだけなのだ。
そう考えれば、厄介な上司も尊重するべき仕事熱心な社員の一人として見ることができ、これまで受けてきた上司からの心理的な負担もいくらか軽くなるだろう。

 

とにかく安心させる

上司というものは、部下の仕事が順調であれば安心するが、そうでなければ不安でイライラする。
上司からの攻撃をかわすには、とにかく順調であることをアピールして安心させると良い。

この点を理解できていない新入社員などは、結論よりも先に言い訳や経緯を報告しがちだ。
しかし、これでは余計に相手をイライラさせるだけである。

報告で重要なのは、失敗や遅れを隠すことではない。
むしろ、それに対してリカバリーやバックアップができていることを積極的にアピールすれば、深追いや無駄な追及を食い止めることができるのである。

 

自由にやる

上司の中にはあえて情報を遮断し、積極的な姿勢を期待する(試す)者もいる。
そんな上司の場合は、仕事は与えられるもの、教えてもらうものという期待を捨て、自分の判断で好きなように仕事を進めてしまおう。

仕事は制約が多いと思えば苦難の連続だが、自由が与えられると途端に楽しくなる。
その楽しさを知っている上司だからこそ、部下の自主性、積極性を期待してしまうのだ。

仕事に対する考え方は人それぞれ。
地悪な上司は、むしろ仕事の楽しさを教えてくれているのかもしれない。

 

手段を選ばない

上司の中には、良い結果にしか興味を示さない者もいる。
そんな上司を持った場合は、手段を選ばず、奪ったり妨害してでも良い結果を出すことだけに注力しよう。

結果重視の上司の場合、良い結果さえ示せれば、その経緯について追及されることはない。
なぜなら、そんなものに価値を見出せないからだ。

正論や配慮ばかりでは仕事は停滞してしまう。
時には強行突破も必要だということを私たちは学ばなければならない。

 

転職する

上司が厳しすぎてストレスがヤバい、上司や自分に異動の可能性がない、明らかに差別的扱いを受けている。
ということであれば、本格的に転職を考えてみよう。

今の職場にこだわる理由がなければ、転職も良い選択だ。
実際、「上司とウマが合わない」と、転職を決意する人も少なくない。

しかし、注意しなければならないのは、選考において前職の不満(この場合、上司との不和。)を明かしてはならないことだ。
なぜなら、それを聞いた面接官は警戒心と不安を抱き、あなたを内定候補者リストから外してしまうからである。

転職活動においては、触れてよい話題を触れてはならない話題がある。
内定を勝ち取るためには、本音と建て前を上手に使い分けなければならない。

その他、私自身が転職活動を通して得た合格のノウハウを転職カテゴリーで公開中。
転職に興味がある人に、ぜひ参考にしてもらいたい。

 

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まとめ

厳しすぎる上司は、部下を威嚇、恫喝、脅迫し、進捗を管理しようとする。
この行き過ぎた指導をまともに受け取りすぎると、大きなストレスを抱えることになる。

大きなストレスは、集中力、体力、行動力を奪い、仕事の遅延やミスの発生の原因となる。
私たちは、このストレスから身を守らなければならない。

そこで重要になるのが、上司からの口撃をかわす技術である。
つまり、解釈を変えたり、上司のニーズを満たすことで、上司から受けるダメージを最小限に抑えるのである。

もちろん、私たちは上司のために仕事をしているわけではない。
しかし、状況に合わせて働き方を変える柔軟性も必要なのではないだろうか。

 

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