ありのままの自分を隠していると、人生は退屈。
いつもガマンばかりで、気持ちが満たされない。
ありのままの自分を出せるようになると、人生は楽しくなる。
言いたいことを言い、やりたいことをやる生き方は、毎日が感動の連続。
ありのままの自分でいたいなら、もっと自分を解放してあげよう。
そんなの無理!とあきらめるのではなく、少しずつ、できる事から始めよう。
ありのままの自分でいたい!
自分を出せずに悩んでいる人は少なくない。
多くの人がモヤモヤを抱えながら毎日を消化している。
モヤモヤの原因は、我慢。
言いたいことを言わない、やりたいことをやらない。
この不満が全身に蓄積してしまっているのだ。
その結果、
- やりたいことがある気がするが、それが何なのかわからない。
- 自分の意見がない。特に言いたいこともない。
- 自分の気持ちがわからない。
- 頑張ってるけど、どこかむなしい。
- 人生が楽しくない。生きがいを感じない。
- 夢や目標が見つからない。
という思いを抱えることになってしまっている。
このような満たされない思いは、甘いお菓子や高い買い物で満たすことはできない。
また、退屈な明日が来るだけだ。
ありのままの自分でいたいなら、自分の本当の気持ちを何かの形で表現することが必要だ。
それが、満たされない気持ちを解消する、唯一の方法なのである。
ありのままの自分を出せない理由
ありのままの自分を出せない人には、いい人が多い。
常識があり、頭もよく、優しくて丁寧。友達も多いし、意外にモテる。
だが、その代償として「満たされない気持ち」を抱えることになってしまったのである。
ありのままの自分を出せない理由
ありのままの自分を出せないのは、自分を出すことを禁じているからである。
- 言ってはいけない。
- やってはいけない。
という思いが常に前面に出てくる。
「言ってはいけない」という思い、「やってはいけない」という思いのルーツは、法律や社内規定にとどまらず、常識や約束、果ては親の言いつけなど、多岐にわたる。
つまり、ありのままの自分を出せない人はたくさんのルールに縛られている。
ここで問題なのは、あまりにもそのルールを守ることに固執している点だ。
本来なら、言うべきは言うべきだし、やるべきはやるべきである。
しかし、ありのままの自分を出せない人は、
- これを言うべきかどうか
- これをやるべきかどうか
を考えることを放棄し、言わない正義、やらない正義に酔ってしまっている。
この気持ちよさ、満足感を手放すことは難しい。
ありのままの自分を出す方法
ありのままの自分でいたいなら、自分の気持ちを尊重すること。
そして、それを素直に表現すること。
だから、もっと言いたいことは言っていいし、やりたいことはやっていい。
たとえ、それが非常識で非現実的なものだとしても、である。
生きる上で大切なのは、ルールを守って常識的な人間になることではない。
自分の気持ちとルールを天秤にかけて、自分が何をするべきかを決める判断力なのである。
ありのままの自分を出す方法
ありのままの自分でいたいなら、正々堂々と自分の気持ちを表現すること。
ルールを守ることが正義なのではない。ルールを守るべきかどうかを判断することが正義である。
言いたいことを言う方法
ありのままの自分を出せない人にとって、言いたいことを言うことは難しい。
あまりにも我慢することに慣れてしまったからである。
そこで、言いたいことを言える人になるために、小さなことから始めよう。
まず、言いやすい人に聞いてもらえそうなことを言うチャレンジから始めよう。
例えば、友達に貸したものを返してもらうように言うとか、職場の同僚に仕事上のアドバイスをする、などである。
コツは、「この人なら聞いてくれそう」と思える相手と「この話なら聞いてくれそう」と思える内容を選ぶことである。
いきなり、緊張する相手に反発されるようなことを言おうとしても、無理というもの。
このチャレンジに成功したら、次はもう少し難易度を上げていこう。
例えば、言いやすい人に言いにくいことを言うとか、言いにくい人に聞いてもらえそうなことを言う。
このチャレンジを繰り返し、少しずつ言いたいことを言える度胸を鍛えていこう。
やりたいことをやる方法
ありのままの自分を出せない人には、夢や目標がないことが多い。
そこで、夢や目標を持とう。
これから設定する夢や目標は、とにかく何でもいいし、どんなレベルでもいい。
夢や目標を設定するのに、友達に聞く必要もないし、占い師に決めてもらう必要もない。
夢や目標は、自分だけのもの。
自分で考え、自分で決めることが重要だ。
例えば、映画を字幕なしで見れるようになりたいとか、海外に行ってみたいとか、何でもいい。
カッコつけて無駄に高いレベルに設定する必要はない。
夢や目標を持つことが出来たら、とにかく何でもいいから一歩を踏み出すこと。
夢や目標について調べるのでもいいし、道具をそろえるでもいい。
とにかく、オールOK。
自分が好きと思えるものに、好きなだけ浸ればいい。
その瞬間こそ、自分らしく、ありのままの自分でいられる瞬間。
ありのままの自分を出せない人は、こうした経験が足りないのである。
まとめ
「ありのままの自分でいたい」という思いは、自分の気持ちに素直になりたいという心の叫び。
あまりにも、自分の気持ちを押し殺しすぎているのである。
ルールや常識は守ることが正義とは限らない。
自分の気持ちとルールを照らし合わせることが正義なのである。
そこを勘違いしてはいけない。
ありのままの自分でいたいなら、正々堂々と自分の気持ちを表現すること。
たとえそれで失うものがあったとしても、むなしい努力と退屈な毎日を送るより、ずっと幸せだ。
ありのままの自分を出せない人は、我慢が多すぎる。
もっと、自分の本能のままに生きていい。
それが、ありのままの自分を出すということなのである。