ありのままの自分がわからない。
- 「他人が思う自分」と「自分が思う自分」にズレがある。
- いつも本音を隠している。
- 夢や目標がない。
- 自分なりの信念や哲学がない。
「これが自分だ」と思えるものがまるでない。
ありのままの自分がわからないと、人生は退屈なものになる。
どんな努力にも意味を感じられず、モチベーションも上がらない。
しかし、ありのままの自分がわかれば、人生は充実したものになる。
毎日が感動の連続で、失敗や挫折もいずれ成功の糧になる。
ありのままの自分がわからないなら、もっと自分に素直になろう。
ダメ!とか無理!と突っぱねるのではなく、もっと力を抜いて、気楽にいこう。
ありのままの自分でいたい!
「ありのままの自分でいたい」と悩んでいる人は少なくない。
多くの人が「自分が自分でない感じ」や「自分が周囲に誤解されている感じ」を抱いている。
このズレた感じの原因は、我慢。
- 言いたいことを言わない
- やりたいことをやらない。
こうして生まれた不満が、全身を覆いつくしている。
その結果、
- やりたいことがある気がするが、それが何なのかわからない。
- 自分の意見がない。特に言いたいこともない。
- 自分の気持ちがわからない。
- 頑張ってるけど、どこかむなしい。
- 人生が楽しくない。生きがいを感じない。
- 夢や目標が見つからない。
という思いを抱えることになってしまった。
ありのままの自分でいたいなら、自分の気持ちを何かの形で表現できなければならない。
それこそ、満たされない気持ちを解消する、唯一の方法なのである。
ありのままの自分がわからない理由
ありのままの自分がわからない人には、いい人が多い。
常識があるし、頭もいいし、優しいし、密かに人気がある。
しかし、その代償として「満たすことのできない気持ち」を抱えることになってしまったのである。
ありのままの自分がわからない理由
ありのままの自分がわからないのは、自分の気持ちを出すことを禁じているからである。
- 言ってはいけない。
- やってはいけない。
という思いが常に前面に出てくる。
「言ってはいけない」という思い、「やってはいけない」という思いのルーツは、法律や常識、戒律、その場の空気、約束、親の言いつけなど多種多様。
ありのままの自分がわからない人たちは、これらのルールすべてを守ろうとしている。
ここで問題なのは、あまりにもルールを守ることに固執している点だ。
本来なら、言うべきは言うべきだし、やるべきはやるべきである。
しかし、ありのままの自分を出せない人は、
- これを言うべきかどうか
- これをやるべきかどうか
を考えることなく、言わない正義、やらない正義を貫こうとする。
ありのままの自分を出す方法
ありのままの自分がわからないなら、自分の気持ちを尊重すること。
そして、それを表現すること。
だから、考えたいことは考えていいし、感じたいことは感じていい。
そして、もっと言いたいことは言っていいし、やりたいことはやっていい。
生きる上で大切なのは、ルールを守って常識的な人間になることではない。
自分の気持ちとルールを天秤にかけて、自分が何をするべきかを決める判断力なのである。
ありのままの自分を出す方法
ありのままの自分がわからないなら、自然に湧きあがった考えや感情を却下しないこと。
そして、それを正々堂々と表現することである。
言いたいことを言う
ありのままの自分を出せない人にとって、言いたいことを言うことは難しい。
あまりにも我慢することに慣れてしまったからである。
そこで、言いたいことを言える人になるために、小さなことから始めよう。
まず、言いやすい人に聞いてもらえそうなことを言うチャレンジから始めよう。
例えば、友達に貸したものを返してもらうように言うとか、職場の同僚に仕事上のアドバイスをする、などである。
コツは、「この人なら聞いてくれそう」と思える相手と「この話なら聞いてくれそう」と思える内容を選ぶことである。
いきなり、緊張する相手に反発されるようなことを言おうとしても、無理というもの。
このチャレンジに成功したら、次はもう少し難易度を上げていこう。
例えば、言いやすい人に言いにくいことを言うとか、言いにくい人に聞いてもらえそうなことを言うとか。
このチャレンジを繰り返し、少しずつ言いたいことを言える度胸を鍛えていこう。
やりたいことをやる
やりたいことをやれる自分になるためには、夢や目標を持つことが一番だ。
そこで、夢や目標を持とう。
夢や目標を設定するのに、友達に聞く必要もないし、占い師に決めてもらう必要もない。
夢や目標は、自分だけのもの。自分で考え、自分で決めることが重要だ。
とにかく何でもいいし、どんなレベルでもいい。
例えば、映画を字幕なしで見れるようになりたいとか、海外に行ってみたいとか、何でもいい。
カッコつけて無駄に高いレベルに設定する必要はない。
夢や目標を持つことが出来たら、とにかく何でもいいから一歩を踏み出すこと。
夢や目標について調べるのでもいいし、道具をそろえるでもいい。
とにかく、オールOK。
自分が好きと思えるものに、好きなだけハマろう。
その瞬間こそ、最も自分らしく、ありのままの自分でいられる瞬間。
ありのままの自分を出せない人は、こうした経験が足りないのである。
まとめ
「ありのままの自分がわからない」という思いは、自分の気持ちに素直になりたいという心の叫び。
「もうこれ以上、我慢を重ねたくない」という本音の表れ。
あなたは、今まであまりにも自分の気持ちを押し殺しすぎた。
そろそろ、自分の気持ちを出してもいい時期ではないだろうか。
ルールや常識を守ることが正義とは限らない。
時には、自分の気持ちを優先するべき時がある。たとえ世界を敵に回しても。
人生にはそういう瞬間があることを知るべきだ。
人生で最も重要なのは、ルールや常識を守ることではない。
ルールや常識を守るべきかどうかを決める判断力なのである。