ブラック企業を辞めて転職した人たちのすごい決断力

私たちが車を走らせるとき、はたして法定速度を守っているだろうか。
私たちが初めてお酒を飲んだのは、二十歳を越えてからだっただろうか。

この世からブラック企業が消えないのは、きっと同じ理由だ。
そんなもの、律義に守ってられないのだ。

仮に労働基準を満たしていない企業を政府が強制力を持って全て潰したらどうなるだろうか。
きっと明日には日本経済が停止。私たちの生活、治安、未来は破壊されるだろう。
実質、日本の経済は私たち労働者の我慢の上に成り立っている。

しかし、我慢にも限界がある。
もう耐えられない!と思うなら辞めるべきだ。

なぜなら、耐えられない仕事を続けることで健康を害することになるからだ。
それどころか、人生を破壊することにもなりかねない。

それでは、自分の健康、人生のためにブラック企業に依存する体質を破壊し、きっぱりと転職を決断する方法を解説しよう。

 

ブラック企業論

おそらく昔から日本にはブラック企業は存在した。
ところが最近になってブラック企業が認知されてきた。
その理由は、日本の不況である。

戦後、日本は経済成長を続け、お金が好循環していた。
政府も企業も個人もやりたい放題で、お金を使うためにお金を使う有様であった。
日本にはお金が余っていた。

ところが科学技術の発展による輸送技術の進歩が世界を変えた。
人件費削減という発明が、経済の発展に歯止めをかけたのである。

そこから各企業は消耗戦に入った。
どれだけコストを削減できるかの勝負。
こうしてブラック企業が増えていった。

ものつくりを人件費の安い外国人に押し付ける限り、あるいはパソコンに押し付ける限り、この流れは変わらない。
人間が核兵器を発明して以後、核の脅威にさらされているように。

 

ブラック企業から抜け出せる人

会社がブラックだ、仕事がブラックだと文句を言いながら辞められない人が多い。
理由は、辞めない方が安全だと知っているからだ。

どんなに会社に不満があっても辞められないのは、辞める方が不安なのだ。
例えば、

  • 転職できても、次の職場でうまくやっていけるだろうか。
  • そもそも転職の面接でうまく答えられるだろうか。
  • 実績もなければ自信もない。きっと転職で失敗するだろう。

そんな思いに支配され、とりあえず問題を先送りする。
今の会社、今の仕事に我慢していれば、お金が手に入るからだ。

しかし、ブラック企業から抜け出す人は考え方が真逆。
つまり、転職しない方が不安に感じてしまう。

人間には不安を避ける選択をするという性質がある。
本能として、安心・安全を模索し続ける。身の安全を守るために。

つまり、ブラック企業を辞める決断ができるかどうかは、ブラック企業で働き続けることの不安と転職に踏み出す不安の比較によって決まるのである。

ブラック企業を辞めることができる人は、転職を目の前の不満やストレス解消の手段として考えていない。
自分の目指す生き方の実現のため、自分の働きがいの満足のために転職を考える。

辞めることができる人は、単純に会社や仕事がいやになって辞めているのではない。
このままでは自分の人生が破壊される、自分が不幸になるという恐ろしい予感を察し、
こんなところにいられない!
という思いが生まれるから、きっぱりと転職を決断できるのである。

これは会社がブラックだろうがホワイトだろうが、関係ない。
給料の高さも人間関係も関係ない。
自分の目指す生き方があり、自分の目指す働き方があり、それに今の仕事が沿うものかどうかで判断する。

転職するべきかどうかの基準が明確。
だから、迷わない。

 

ブラック企業を辞める決断力の作り方

仕事を辞めるべきか、続けるべきかは、メリットとデメリットを比較して検討するようではきっと決断できない。
それでは考え方が浅い。だから決められない。

転職を決断できる人は、例外なく仕事観、人生観が明確である。
つまり、転職を単なる職場の異動として考えておらず、自己実現の手段という軸を外さない。
だから、続けるべきか辞めるべきかの判断は早く、力強い。

そこで、辞めたいけどやめられない、辞めるべきかどうか悩んでいる人は、自分と向き合い、仕事観や人生観を振り返ってみよう。

  • どのように生きたいのか。人生の目標は。
  • 今の仕事を選んだ理由は。
  • 人生において仕事が果たす理由とは。
  • 働くことで得られるお金以外の報酬とは何か。

仕事を生活資金調達のための仕方なくやるもの、と考えている人は転職の決断は難しい。
なぜなら、現状の仕事でも生活資金が得られているからだ。

人間は、必要性に駆られなければ変わることはできない。
ブラック企業に勤めていてブラック企業を辞められない人が決断できる瞬間は、きっと一つしかない。
クビになった時だ。

事実上、多くの人が仕事を生活のために仕方なくやらざるを得ないものと考えている。
しかし、転職を決断できる人はそんな考え方をしていない。

転職を決断できる人は、仕事は自分を満足させるもの。
そして、転職は自分を満足させる手段として考えている。
この認識の違いが転職に対する考え方の違いを生み、結論を変えるのである。

 

まとめ

ホワイト企業への就職など、天下り以外できない。
たいていどの会社も厳しい制約やむを得ない状況にあり、そこで働く人は社長から末端社員に至るまでみんな苦労している。

そんな現実で働き続けることは、お金以外に万読できるものが無ければ難しい。
ストレスで心身を壊してしまうだろう。

そんな不幸な結果を招かないために、転職の必要性をよく理解しよう。
なんのために働くのか。
なぜ転職が必要なのか。
これを自分の人生、生き方レベルにまで深掘りできた時、転職するべきかどうかで迷うことはない。

一瞬で答えが出る。
その力強い決断は、きっと明るい未来を実現するだろう。
なぜなら、そこまで深掘りできた人の転職にかける情熱は誰にも負けないからである。

 

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